現金決済のたまったレシートのfreee(フリー)での入力のやり方の件
前回の話freeeノススメ5つの理由youtubeで見ましたよ。4つ目のマネタイズってのは興味深かったですね。どこで収益化するのかで、ユーザー目線なのか、会計事務所目線なのかで開発姿勢が変わってくるってうのが…
おー参考になった?それはよかったよかった
複式簿記を基本とした会計ソフトの良さもわかったけれど、私はやっぱりクラウド会計ソフトfreee(フリー)で行きたいと思います。ハイ!で今回は今までの、freeeにモノ申す的な話は卒業して、各論の事を聞いていいですかね?
どうぞどうぞ、勿論ですともなんなりと聞いてたもーせ!
freeeは預金通帳やクレジットカードの明細を自動同期するのが大きなメリットですよね。この前教えてもらった様に、未処理とはいえ金融機関の取引のデータを取ってきてくれるっていうのは大きなメリットだと思うのですけど、私1年間経理業務を貯めてたもので、さほど多くはないのですけど、現金で支払ったレシートが結構な数になるんですよ。
このレシートの入力って結構面倒なんですよね
あ~なるほど、現金決済をfreeeでどうするかって話ね
そうです。freeeの使い方みたいなのをググってみると、全自動会計ソフトと言いながら、現金で払ったレシートは自力で入力しなければいけないから、全自動ではないみたいな話もよく見ますよね。まぁ、現金決済のレシートがデジタルデータで存在しないのは、私もわかるので、なにかいい登録の方法があれば教えてほしいんですけどね。
廣升freee本にも書いてあったでしょ?
現金取引の処理方法の話
全自動のマニュアルでも解説してますよ 【現金入力だって工夫次第で全自動化できる!】
どちらも読みましたよ!私の場合は、レシートの数が100枚に満たない程度なので、家計簿アプリのReceRecoでパシャパシャやってますが、それはそれで結構面倒なんですよ。
ReceRecoってOCRの精度低いんですもん…
それは面倒ですな。 freee本の中では、月に20枚から100枚位なら、家計簿アプリで写メしてfreeeに連携することをおすすめしているけどそれは、日々のスキマ時間にやることを想定してるのよ。
井上さんの様にまとめてやるなら、絶対に、CSV作成をオススメしますね。 CSVデータに入力してfreeeに取引明細を取り込む方法!
はーCSVですか。それは要するに、パソコンの表計算ソフトに入力するってことですよね。ちなみに、私はデザイナーなので、Macでしかもマイクロソフトのオフィスも持っていないんですよね。
それは全く問題なし、Googleドライブのスプレットシートで作ってCSV形式で、保存すれば出来ちゃうよ。Googleドライブはうちらの、井上さんにプロデュースしてもらったホームページのリニューアルでも使ったでしょ♪
なるほどそれは安心しました。ちなみになんですけど、わざわざCSVに入力して、freeeに取り込む位なら、freeeで直接入力した方が早くないですかね?
freee本にも書いたけど、10枚ー20枚くらいならfreeeで直接入力してしまってもいいかもね。 ただ、直接freeeで入力する場合は【自動で経理】はできないよ!
うん???今の話よくわかりません・・・そもそも、現金決済のレシート入力は、自動じゃないですよね?手入力ですもんね?
うん!そこみんな勘違いしているところなんだよね。 しっかり説明するからよく聞いておいてね。
はい!
まず、【自動同期】と、【自動で経理】の違いはわかる?
いいえ!わかりません。同じ様なものだと思ってますね。概念が違うんですか?
この2つをしっかりと区別できると、freeeでの経理業務の全自動化がとってもよくわかります。 まず、【自動同期】って何かというと井上さんも既に行っている【金融機関の取引明細を取ってくること】ですわ。
【freeeの自動で経理にあぐらをかいていた件】で話をしてますよね。伊予銀行のデータを同期してそのままほっぽっといたってやつですよね。
そうそう!データを自動で金融機関やクレジットカード会社から同期してくれるのが【自動同期】ですね。
わかりました。で【自動で経理】は???
もう一つの【自動で経理】は、【自動同期】で持ってきたデータを、登録するのが自動で経理ですよ。
そうすると、私の場合ですけど、現状を正しい言葉で表現すると、【自動同期】はされているけど、まだ登録が未処理なので、【自動で経理】はされていない状態ってところですかね?この未処理の状態っていうのは…
イグザックリーその通りです。 これから井上さんが、やっていく大事なことは【自動で経理】をするための設定作業って事になりますな。 ここで、適切な自動化設定を行っていくと、取引の登録作業が日々減っていくってわけですよ。
なるほど、【自動同期】と【自動で経理】の違いについてはわかりましたが、現金決済のレシート入力でこの言葉の違いをなぜ理解しなければいけないのですか?
さっき、表計算ソフトにCSVデータで資料を作りましょうって話をしたでしょ?
はいCSVにして取り込むかfreeeで直接入力するかって話でしたよね。
そうそう。でね、CSVデータを取り込むっていうのは、自動同期のデータを自前で用意したってことになるんだよね。イメージつく?
あ~なるほど。紙のレシートは、freeeで同期したくてもデジタルデータが存在しないわけだから自分で作ってしまえって話ですよね。
そうそう!でね、デジタルデータの明細を自作して取り込んであげれば、金融機関のデータを自動同期したのと同じことになるでしょ?
確かにそうですね。あ!そうかそうすると、現金決済の場合にCSVデータを自作するというのは【自動同期】はできないけど、その後の登録作業の【自動で経理】は出来るってことですね。
そうそう!同じ様な支出は自動でfreeeが登録してくれるわけですよ。図解で表すとはこんな感じ
参考 freeeの自動同期が非対応の金融機関?こんな便利な代替方法ありますよ!
対して、freeeで直接入力するってことは…
あーもうわかりました、freeeで自力で入力するってことは、【自動同期】も、【自動で経理】も使わないで、一つ一つ勘定科目やタグを設定しなければならないから、いつまで経っても手間が減らないってことか!
そうそうその通り!freee本にもちゃんと書いてあるんだけどなぁぁ。井上さんしっかり読んだ?取引の登録を多用する=freeeを使いこなせていないとまで言い切ってますぜ
うーん、本だけ読んで、それを理解するのはある程度のセンスっていうかが必要かもしれないですね。ぱっと読んだくらいだと、freeeで入力はクラウドで動きが遅いからそれなら表計算ソフトで入力して取り込んだほうが早いよね!くらいの感覚しかないと思いますよ。
だよねぇ。この話は、理解していない人がとっても多いよ。 事務所にfreeeの導入サポートの依頼とかくると、結構な割合で自力でfreeeに取引の登録をしているですわ。CSVで入力して、freeeに取り込んであげれば、自動で経理をfreeeがやってくれるんだけどね。
そう考えると、そもそもfreeeって、会計のデータを入力するソフトではないってことになりますよね。
そーそーその通り、井上さん飲み込み早いね。そこが、従来の会計ソフトとの大きな違いなわけですよ。 従来の会計ソフトっていうのは、一つ一つの取引を、人力で入力するわけです。 だから、入力のやりやすさや反応の速さとかが重要なわけね。
それならインストール型の会計ソフトの方が絶対早そうですよね。縄文会計とか…
そう!対してfreeeは、そもそも、会計ソフトの中で、人力で取引の登録をすることを発想していないわけよ。勿論、決算時に必要な決算仕訳や、イレギュラーな取引登録などはfreeeで登録するけど原則は、freeeの外にあるデジタルデータを持って来てねって発想なわけですな。
確かに、銀行の明細にしても、わざわざ手入力で、会計ソフトに登録したら、それこそタイプミスとか発生しそうですもんね。私フリーランス開始してすぐにfreeeなので、その自力で会計ソフトに入力するって事もやったことないんですけど、確かにこの話を聞いた後に、インストール型の会計ソフト使いますかって言われたら、それは無理ですってなりますよね。
でしょ。自力で入力するってどんだけ手間かかるんだよっていうね
わかりました。現金の取引は、CSVで明細を作成します。
CSVの作成は、日付、金額、取引の内容の3要素だけで、いちいち勘定科目を設定したりする必要はないから2,30分もあれば、ささっとできますぜ!念の為もう一回参考ね。
了解ですやってみます!