税理士試験はあきらめ時も肝心
税理士試験の撤退判断は早めがいい。もし受験専念で税理士試験の勉強を始めたら、最初の受験はほとんどの方が簿記論、財務諸表論から勉強する。
受験専念で勉強して、2年間でこの簿財が合格できなければ、税理士試験は撤退したほうがよい。対して、簿財を1年目でサクッと合格出来る人は税理士試験を短期(2年−5年くらい)で合格できる可能性が高い。
税理士試験ではよく言われるのが税法の壁というもの。簿財を合格した後に、税法特に必須科目の法人税や所得税などのボリューム多い税法科目で引っかかるので、そう言われる。
法人税一科目の学習でも簿財を2つ合わせたくらいのボリュームがあるため、簿財の勉強がアップアップで合格しても、その後更に時間がかかってしまう。
税理士試験で一番むずかしいのは、長期間のモチベーションの管理。20代前半で受験を始めても、2年で1科目しか受からなければ先は長い。そして、ボリュームが多い科目が待ち構えている。
プライベートの環境も一番変わる時期。
税理士試験に費やした2年は空白の期間になってしまうような感覚になると、なまじっか受かってしまった合格科目に後ろ髪を引かれて税理士試験を継続したくなるが、撤退するのも大事な選択だと思う。
税理士試験の勉強から一歩外に出たら、その勉強している世界やコミュニティがいかに小さい世界なのかを実感するはずだから (書きかけ)