freeeで取引収支をチェックしよう
「月次決算を分析する。」言葉だけ聞くと「とてもハードルが高そうな印象がある?」そう思う人は少なくありません。しかしここで知って頂きたいことは、クラウド会計ソフトfreee(フリー)への入力が適切に行われていれば、自動で出来上がるグラフやデータをみて確認するだけで「月次決算を分析する。」ことが出来ます。要するに「自動的に表示されるグラフを見るだけで月次決算の分析が可能!」ということです。
これから数あるfreeeの機能の中で、最低限抑えるべきポイントを解説します。
ホーム画面にある【最近の収支】を確認しましょう
ホーム画面にある【最近の収支】では、毎月の収入と支出と利益(収入-支出)がグラフによって判りやすく描かれています。「事業が儲かっているかどうか?」また「損失を出しているのか?」を把握する為には、まずこのグラフのチェックが欠かせません。利益のグラフが毎月プラスの値を示していれば「儲かっている!」マイナスの値を示していれば「損失を出している・・・。」ということになります。
レポート【収支レポート】の勘定科目別も確認しましょう
損失が出ている場合、対策を考えるなくてはいけません。対策を考える上で重要なことは「どの項目がボトルネックとなっているのか!」これを正確に把握する必要があります。
ボトルネックを把握する資料として、最も活躍出来るものが「収支レポート」の勘定科目別の画面になります。【収支レポート】の勘定科目別では、毎月の収支を項目別に把握することができます。
ホーム画面の【最近の収支】だけではざっくりとしかわからなかったプラスやマイナスの要因が、項目ごとに把握できますので、「どの収入の増加に力をいれるべきなのか?」「どの費用が高すぎて利益を圧迫しているのか?」が明確になります。
対策を考える上で、非常に有効な資料となってくることは間違いありません。
廣升 健生/大島 克之