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税理士事務所の集客は人の紹介よりWEB集客を絶対おすすめする理由

税理士試験を現在進行形で勉強しているなら、今インターネットで発信するかしないかに関わらず、記録はしておいたほうが良い。将来税理士として独立した時の大きな武器コンテンツになるかもしれないから。
前回の年代の近い先輩税理士のノウハウを参考にした方がいう話で、取り上げる先輩税理士に税理士法人TAXGYMの渡邉勝也先生と、井ノ上陽一先生をあげたが、参考になったエピソードの前に、自分がいちばん参考にした二人に共通することは
WEBで顧客獲得を行う為にどうすればよいかということだ
士業は今だに、やっぱり人の紹介が大切だ。いい仕事をして、信頼を得ることで顧客を増やしていく、という考え方の方が一般的。自分はむしろ逆で、人の紹介はよい出会いが少ないと思う。

理由は、紹介していただける自分のお客さんが、紹介先の会計税務の問題点や依頼したいサービスをしっかり把握している事が少ないからだ。例えば、自分のサービスに満足しているAというお客さんはどの様なサービスに満足しているのかというと、顧問報酬は抑えめで会計税務の不明点にメールをしたらすぐに回答してくれるという、コストに対するスピード感だとする。

ただ、そのAさんの紹介するBさんは、多少顧問報酬が高くても記帳代行から丸投げでお願いしたとする。そうすると、もちろんBさんの要求する要望にもサービスを提供することは可能だが、記帳代行の専門スタッフがいない事務所であれば、サービスに対する報酬は割高になるし、入力のスケジュールも後回しになったりして、結果Bさんには満足いかないサービスになる。

ただ、Aさんに紹介された手前なかなか契約解除も言い出せず…ということになる。また知り合いの紹介だから、割引価格でお願いなんていう話もあったりする。
WEBならそういうミスマッチが起きる可能性が、ゼロではないが低くなる。インターネットで検索すれば、自分が提供するサービスには必ず競合がいる。

競合がいるのは当然で、その中から自分がどう選んでもらうかを工夫するのだ。仕事を指名していただくために公平にWEB上で競争するというのは、税理士試験の勉強と同じ。
そこで選んでもらった場合は、お客さんにも自分の持つスキルやサービスを信認してもらっているので、求めるサービスと提供するサービスに差異が起きづらい。
結果お客様も満足する。
渡邊 勝也先生と井ノ上陽一先生はそれをよく熟知して実践しているから、そのノウハウが為になるのだ。

⇒次は14章 科目合格者が陥りがちな世間が狭くなる話 体験談です

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