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一年一発合格のための【一般コース】のススメ 複数科目が受験可能

税理士試験は科目合格制の五科目の合格が必要。

合格科目がそろっている場合を除いて、一度の受験で複数科目を勉強するためにも、上級直結コース(現在はコースやカリキュラムも変わっていますが受験当時の名称を使用)よりも一般クラスで複数科目を受験したほうが、合格率は高くなると思う。

一年に一度の税理士試験は何があるか分からない。本試験の問題は試験委員のみぞ知るわけで、受験予備校の予想した答練が全く出題されない事もある。どんなに一年間勉強しても、本試験に絶対合格するという保証はない。

ただし、一般クラスと上級直結コースでの学習消化時間は、1.5倍ー2倍位の違いがある。(多くの場合1年で合格を目指す場合、消化時間が2倍だからといって実際に勉強に充てることができる時間が2倍にするのはまず無理なので、1.3倍くらいの勉強時間で消化不良のまま本試験へとなるのだが)

ただ、勉強時間が増えても、合格できる可能性は大して上がらない。感覚的には、一般クラスでやるべきことは全てやって合格可能性マックスとしても、合格確率は70%くらいなイメージだろう。何が起きるかわからない確率が30%近く残る。

上級直結コースでその何が起きるかわからない確率。言い換えれば、かなり枝葉の論点が出題され確率を潰しても、せいぜい70%の確率が75%に上がる程度で、いくら上級コースの論点を全て抑えても90%以上になることはない。要するに時間というコスト対する効果(パフォーマンス)が低いのだ。そうであるなら、一般クラスで本質的な学習だけに時間を使い、余った時間はミニ税法を勉強したほうがいい。どうせ70%しか当選しない合格可能性のチケットなら、2枚買ったほうが当たる。つまり、トータルの当選確率があがるのだ。

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自分はそういう思考で、受験二年目は 法人税法一般クラス、固定資産税一般クラス、消費税法一般クラス(再受験)という、税法3科目を勉強した。1枚しかない合格可能性のチケットの確率を更に上げるより、3枚の合格可能性のチケットを持っている方が、長期的にみれば確実に短期で合格できる (書きかけ)

 ⇒税理士試験に合格するためのエゴイストのすすめ

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