人工知能時代に生き残れない価値のないブログの話

Contents
- 1 人工知能時代に生き残れない価値のないブログの話
- 1.1 自分評価と他人評価
- 1.2 ブログが惰性になる原因
- 1.3 そのブログを見て問い合わせしたくなるか
- 1.4 ブログをまとめて有料で販売できるか
- 1.4.1 ブログ論の関連記事はこちら
- 1.4.1.0.1 人工知能時代を生き抜くために、ブログは○年続けたほうが良い理由
- 1.4.1.0.2 人工知能時代に生き残れない価値のないブログの話
- 1.4.1.0.3 人工知能時代を生き残る連載型のブログ必須!?体系図の作り方
- 1.4.1.0.4 ブログのネタに 困ったら内容でなく 目線を変えよう
- 1.4.1.0.5 クローズドなセミナーとメルマガについて
- 1.4.1.0.6 廣升健生的コンテンツへのむかい方
- 1.4.1.0.7 クラウド税理士のブログは質か量か問題2018
- 1.4.1.0.8 税理士試験勉強コンテンツ。【書きかけ】仕上げるぞ宣言
- 1.4.1.0.9 クラウド税理士がこだわるブログの画像の使い方
- 1.4.1.0.10 クラウド税理士がこだわるブログの画像の縦横比について
- 1.4.1.0.11 ブログを書くなら三田紀房著【プレゼンの極意はマンガに学べ】は絶対読むべし。
- 1.4.1.0.12 税理士ブログの○日連続更新中。【手段】がいつの間にか【目的】になってませんか?
- 1.4.1 ブログ論の関連記事はこちら
人工知能時代に生き残れない価値のないブログの話
ブログは1年続けたほうが良い理由では、ブログは1年間は続けましょう!と言いました。ブログはまずは、質よりも量だとも。
ただそれは、自己満足であっても、質を高めようと努力しようとする姿勢があってはじめて成立します。
自分自身が惰性で続けているという認識。つまり、質の向上を目指していないブログになっているのであれば、一度立ち止まってなぜブログをやっているかを考え直してみましょう。その上でブログをやる意味を見いだせないのならやめたほうが良いです。
自分評価と他人評価
高いモチベーションを維持しながらブログ発信を継続する。
これは、簡単ではありません。
自分の周りの同業者(税理士)や別の士業のブログでも継続的に発信はしているけれど内容は薄め。
別のネットの話をコピペした内容と殆ど同じ。というものも少なくありません。
じゃあそういう
大した中身もないじゃないか!?
とご指摘を受けるかもしれません。
もちろん、そう感じる方は沢山いるかもしれません。
ただ、自分なりには、価値があるブログを作っているつもりでいます。
言いかえれば、他人はどう思うかはわからない!しかし、自己満足はできているという事です。
ブログにしても、出版した書籍にしても、販売している動画コンテンツにしても
自分が作成したものに自分が満足できないものを他人が評価する事は基本ない
と考えています。
自分評価と他人評価の軸で考えた場合
殆どは、【セグメント2】の自分は頑張って作ったが他人評価は低い。
しかし、数を作る事で少しずつ他人にも響く内容にブラッシュアップがされ、少しずつ【セグメント1】の自分評価と他人評価が合致するヒットがでる。
自分が惰性で作ったものは、当然他人評価も低いので【セグメント4】
【セグメント3】の自分は満足していないのに、他人評価が高い事は基本的に存在しないと考えています。
ブログが惰性になる原因
この話をすると、そんな事は百も承知だと感じる方がほとんどではないでしょうか?
例えば、税理士試験などの比較的難易度の高いと言われる資格試験。合格するために、計画を立てて毎日コツコツと目標に向かって勉強しなければなりません。もちろんモチベーションの多少のバイオリズムはあったとしても、惰性で勉強していても合格しない事くらいはわかります。
資格試験ごとに難易度に差はあっても、その点は共感いただけるはずです。
でも、ブログだと惰性になっていると感じていても、とりあえず書かないよりは書いた方が良いと思っている方が少なくありません。
それはなぜか?
自分が考えるに、その惰性で作ったブログを評価する他者が、googleだと思っているからではないでしょうか?
googleが評価するから、惰性で作ったブログでも書かないよりは評価される。
だから書こう!となっていませんか?
確かに、google検索で、上位に表示させようと思ったら、googleが評価しなければ検索順位は上がりません。
自分はSEOの専門家でもエンジニアでもありませんのでgoogleの評価のアルゴリズムがどうなっているかなどは、知る由もありません。
ただ、google検索は、検索したユーザーが価値のあると判断した記事を、上位表示にするという発想で評価しています。
何が言いたいのかというと、googleのその先の人(ユーザー)が、評価しない限りそもそもgoogleも評価するはずはないという事なのです。
そのブログを見て問い合わせしたくなるか
例えば、税務の解説をしている税理士ブログがあったとします。
内容は、税理士が読む専門誌に書いてあるような、会計税務の専門用語だらけの記事をコピペしたようなブログだとします。
仮にそのブログを、税務顧問などの仕事の依頼を考えている方が読んだとして、問い合わせをしてくれるのか?と考えてみると良いと思います。
あるいは、毎日発信する事だけが目的になってしまっている内容スカスカのブログがあったとして、そのブロクを毎日書いている事を他人が評価するなら良いと思いますが、この人は惰性でゴミみたいなブログを量産するだけだと思われるなら、むしろ逆効果になってしまいます。
ブログをまとめて有料で販売できるか
かくいう自分も、ブログは1年続けたほうが良い理由でも触れた、毎日ブログを更新し1年で500以上のコンテンツを作成していた時期は、惰性だなぁと思うコンテンツがなかったかと言えばもちろんありました。しかも結構沢山…
なぜかと言えば、上記で触れたとおり評価をしてもらう対象がgoogleなんだと考えていた時期があったからです。
そんな時期も経て今に至るわけで、自分が発信する価値がないと感じるものは出さない。出せるものがないなら発信しない。で、自分は今はブログの発信は不定期なのです。
そしてその不定期に発信するブログには価値があるのかないのかを考えたときに意識している事があります
それは、その発信したブログ何十記事かをまとめた時に、有料で販売出来るのか否かという事です。
実際に販売するかは別ですが、今ならAmazonの電子書籍で誰でも販売できるで、そういう意識を持つと自ずと価値のあるブログを書こう。惰性ではダメだなと意識が変わります。
ちなみに、当サイトで発信した自身の税理士試験の勉強体験記である【パン屋が税理士になる方法】は、すべてサイト上の記事を、まとめて誤字脱字のチェックなど再編集したものを、Amazonの電子書籍で1250円で販売しています。(読み放題プランでも閲覧可能)
この電子書籍は、全ての内容はインターネットで閲覧可能であるにもかかわらず、毎月の印税収入が1〜4万円程度あります。
もちろんベストセラーとは無縁の印税収入ではありますが、自分が書いたブログに対価を払ってでも読みたいという価値を感じてくれる読者がいるというのは大きな自信になります。
自分の発信しているブログに価値があるのか
ブログを読んだ人がわざわざダメ出ししてくれる事なんてまずありません。ないからこそまず自分くらいは満足できるものを発信しなければいけないのです。満足なものを発信している自信がないなら、やらないという選択肢もありです。
⇒⇒⇒次は仕事論の【人工知能時代に生き残るには○○しないこと】です。
⇒⇒⇒ブログ論を初めから読むなら【ブログは○年続けたほうが良い理由】です。