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税理士事務所サイトの運営費用はどれくらい?
最近、同業者の士業の方へ事務所のビジネス戦略やクラウド会計での顧問サービスについて、ノウハウを開示しています。
そこで同業者の方に異口同音にご質問を受けるのは
サイト『升メディア』はどれ位の費用をかけて作っているのですか?
というものです。
今まで、直接かかった費用だと、現在の升メディアは2014年12月にオープン(正しくはリニューアル)時にエンジニアの業務10万円、デザイナーに10万円でサイトの構成などや全体の世界観の構築(いわゆるディレクション)は自分自身で行ったので、合計20万円で作成しました。
これは、サイトを完全オリジナルで作ったものとしては、相当安いと思います。オリジナルのサイトを作って、ディレクションをホームページ作成会社の方にお願いすると50万~100万くらいはするかもしれません。
ちなみに、10万円くらいでサイトを作ってくれるホームページ作成会社だと、決まった雛形がありそこに写真などをいれるだけです。
それなら安く作れますがどこ見ても同じようなサイトになるので、差別化にならないのでオススメしません。
毎月の費用は5万程度
サイト開設後は自分自身でコンテンツを作っていますが、サイトに複数登場するイラストのキャラクター達は、イラストレーターのパリゾンさんなどにお願いしています。
このイラスト作成が、月平均3万円程度かかっています。
また、サイトの細かいメンテナンスや単純な作業で外注しているメンバーが複数いて、その費用が月2万円程度。
その為、月に5万円程度をかけてサイトを作ってます。
1年で、初期のサイト作成費20万+イラスト代等年間60万円で合計80万円となります。
升メディアでは、googleアドセンスやfacebookなどへの広告は一切出していないので、勘定科目でいうところの『広告宣伝費』は0円ですが、外注費はそれなりにかかっているという事になります。(サイトをしっかりと運営されている方からすれば、微々たる金額なことがわかっていただけるとは思いますが・・・)
目に見えないコストは何倍もかかっている
ただ、これは目に見える支出です。実質的に考えるとサイト運営のコストはこの何倍もかかっています。
というのも、自分がこのサイト升メディアに一番かけているコストは、自分自身の時間です。
【升メディア】はサイトが、全国のお客様に自分のサービスなどを知ってもらう営業ツールだと思ってコンテンツを作っているので(そうではないコンテンツも沢山ありますが・・・)1日の業務時間のうち、半分程度の時間はサイトコンテンツの作成とその為の税法や、マーケティングの勉強に充てています。
仕事をいただくために、訪問したり異業種交流会に参加して営業するのかサイトコンテンツを作っているのかの違いなだけですね。
そうすると、一日6時間コンテンツの作成をして休日などを差し引いて300日で換算すれば1年で1800時間。自分の時給をいくらに設定するかで、変わりますが数千円で換算しても年間でのサイトの運営費用は実際の支出と合計で数百万円程度かかっていると言う事になります。
以前、自分が書いたコンテンツである税理士紹介会社の手数料は年間顧問報酬の55%程度だと紹介しました。※詳しくは独立開業した税理士が失敗に陥る負のスパイラル
確かに高いのですが、自分でサイトを運営してコンテンツを書き続け、他の税理士と差別化をはかり、かつ結果を出すにはコストが相当かかるという事なのです。
だから、それを他人に任せて紹介してもらうなら、それ相応の手数料がかかるのは当たり前なのです。
自分で、サイトを運営してみて税理士紹介会社の手数料がなぜあんなに高いのかが納得できました。それほど、集客やマーケティングいうのはコストがかかるということなのです。
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