freeeにアップする取引明細が重複していませんか?

毎月やっておきたいチェックポイント④

続いてチェックポイントの4つ目ですが、次の二つを解説します。

1.取り込んだデータが重複しているケース

クラウド会計ソフトfreee(フリー)だからこその独特な理由になりますが、取り込んだデータが重複して取引が二重に登録されることも考えられます。
freeeには、重複したデータが登録されないように【重複チェック機能】を備えています。CSVデータなどで資料を取り込んだ場合、既に取り込んだデータと照合して完全に一致するデータについては、重複データとして取り込みをしません。しかし次の場合は注意して下さい。
●freeeを導入した直後に自分自身でCSVデータを利用して取り込んでいたが、それ以降は自動同期を利用しているというケース
●データの半角全角の違いなどで照合時に完全一致にならず、データを重複して取り込んでしまうケース
特に後者は、デジタル化する上で起こりやすいケースですから注意が必要です。
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2.口座振替のデータが重複しているケース

これはfreeeで登録している預金通帳等の口座間で資金が移動した場合などのケースです。
例えば通帳Aから通帳Bに10万円を資金の移動の為に振込をしたとしましょう。この場合、どちらの通帳のデータも自動同期やCSVでfreeeに取り込みをすると【通帳Aはマイナスの10万円】【通帳Bではプラス10万円】という明細が出てきます。この場合には重複した内容ですから、どちらか一方を登録してもう一方を×ボタンで無視するという作業が必要になります。
この口座間の資金の移動については、どちらか片方は必ず×(無視)をする必要がありますので注意して下さい。

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廣升 健生/大島 克之

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