読みたい項目に飛べる目次
freeeは使えば使うほど賢くなる
全自動化へのポイント 自動登録ルールを設定する
経理業務を全自動化する為には、いかに【自動で経理】に仕事をさせるかが大切です。
【自動で経理】の機能を使って日々の取引を登録をすることで、ユーザーの取引の傾向や得意先の固有名詞等を学習させることが出来ます。この積み重ねにより、大幅に登録の手間を自動化させることが可能です。その為に必要になる設定が、日々の登録についての【自動登録ルール】です。作業は極めて単純です。
1.自動同期機能や明細のアップロードによって取引データを取得します。
2.【自動で経理】にアップされた未処理の取引について、通常の登録作業と同様に勘定科目や税区分を設定して登録します。
3.その登録の際に、登録の上にある【自動化】のボタンを押せば完了です。
これは便利!【自動登録ルール】設定後は、翌月から登録が自動化されます
自動化がされた取引は次回以降、自動化が適用されます。別ページにて解説している【自動登録のルール】に従って、処理が行われることになります。
下の図を例に解説します。
※取引内容が固有名詞の場合、初期段階では勘定科目を自動で登録することはできません。
※また勘定科目も、どのようになるのかは推測できません。
【自動で経理】を使う上で、【自動登録ルール】の設定をする際に唯一必要な手間は【勘定科目と税区分の設定】になります。【自動登録ルール】の設定は、推測及び登録のワンクリックで済んでしまいますからとても簡単です。そして【自動登録ルール】が設定された取引は翌月以降自動で計上されますから、【勘定科目と税区分の設定】など、初回に設定した手間を再度する必要がなくなります。
【自動登録ルール】が定着すると、登録作業の手間は10分の1以下になります♪
別のページで詳しく解説している【自動登録ルールの設定】はの考え方を解説します。
一度登録した取引は、何かしらの自動化により手間を省くことが大切です。その為しっかりと【自動登録ルール】を設定していくと、日々の登録作業は月を経ていくごとに軽減していきます。(下の図のグラフを参照下さい。)数カ月でルーチンな取引は自動で登録され、新規に発生した取引以外の登録は不要になります。【自動登録ルール】の機能は、伝要の量が多い企業ほど効果を発揮します。また四半期に一度発生するような一定期間毎の取引も全て、自動化することも可能です。登録の手間は業種にもよりますが、少なくても10分の1以下程度になってくるはずです。
廣升 健生/大島 克之