複雑な仕訳はひな形を作ってワンパターン化させましょう

ここは抑えておこう!複数の勘定科目を設定する場合に便利な機能

【取引の登録】を行なう際、多くの取引は収入支出の金額に対して一つの勘定科目の設定になります。しかし取引によっては下の図のように、勘定科目が複数存在するものや税区分の設定の変更が必要なものもあります。そのような取引については、複数の勘定科目が発生する取引の雛形として登録する【取引テンプレート】の機能を使うと大変便利です。

freeeで全自動化マニュアル,クラウド会計ソフト,MFクラウド,税理士,対応_ページ_024【取引テンプレート】を登録しておくと、下図のように取引詳細登録の際に、テンプレートを読み込むことで金額の内訳のみを入力するだけになります。大変便利な機能ですから、ポイントとして抑えておいて下さい。
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【取引テンプレート】は【自動登録ルール】にも設定が可能です

【取引テンプレート】は【自動登録ルール】の設定も行なうことが出来ます。源泉徴収される取引や給与の支払いなどの場合に、得意先名やスタッフの名称等でルールを設定しておくと大変便利です。

ちなみに【自動登録ルール】でマッチングしたあとのアクションで設定できるのは【推測】のみになります。登録を設定することは出来ません。理由は取引金額の内訳はその都度設定する必要があるため、登録作業は自身で行う必要があるからです。
一手間はかかりますが、それでも勘定科目の内訳や税区分、タグの設定まで自動で推測してくれますから【取引テンプレート】と【自動登録ルール】を組み合わせると手間も省けて効果的です。

廣升 健生/大島 克之
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