消費税法の勉強はとてもシンプルやることは○○だけ
税理士試験消費税法の勉強はシンプルです。
一つ一つの取引において、収入については、課税、非課税、免税、不課税の4つのどれかに分類すること。
支出は、課税仕入れか、非課税仕入れか、不課税かの3つに分類する。そして課税仕入れについては、課税のみ対応、非課税のみ対応、共通対応に分類する。
細かい話をすれば、売上返還や貸倒れ、非課税資産の輸出などの論点もありますが、それも含めて、税理士試験消費税法の勉強というのは、大雑把にいってしまえば、消費税の可否を正確に分類するだけ!です。例えば、簿記論や財務諸表論の様に、1つの論点が複数の仕訳に絡んだり、税法の必須科目でボリュームも多い法人税法、所得税法の様に、複雑な算式を覚えて電卓をたたき数字を導き出すという事もありません。
そのため日々の勉強は、各取引についての正確な消費税の可否分類が出来る様になれば、消費税法は合格することが可能です。
ただし、やることがシンプルゆえに落とし穴があるのです。そしてそこが消費税法合格に向けて
一番難しいところでもあるのです。
⇒次は税理士試験消費税法の落とし穴に落ちないためのたった一つの大事な心得という話です