税理士試験受験中の恋愛のススメ
受験生仲間は基本作らないほうが良いが、恋愛はしたほうが良いというのが持論。ただ、恋愛といっても受験生仲間同士で付き合って、自習室でイチャイチャしろというのではない。
それは大切な勉強時間が奪われるから、おすすめしない。恋愛といっても、ライトなやつ。自習室の近くのスタバあたりに自分のお気に入りの子を見つけて話かける程度の事。
お気に入りの子に会いたい為に朝早く起きて自習室に行けたらもうけもの。そしてその子と映画くらい行ったなら、科目合格したくらい嬉しい。税理士試験で簿記は絶対に切り離す事は出来ない。自分も含めて、会計人の発想は複式簿記が頭から離れないのだ。
なんでも仕訳で考えたくなる。テトリスがその昔大流行した時に頭の中でいつもテトリスが落ちてきているのと近い。複式簿記は当然、現金等のやり取りや対価が発生した事象に対して、客観的に記録をしていくものだ。
『勘定』科目は設定するが、そこに好きか嫌いかの『感情』は記録されない。結局、対価が動くもの。何か商品を売り上げた、仕入れたとしても、元をだたせば、魅力のある商品にお客様が『感情』を揺さぶられたから結果的に、対価が動き複式簿記により仕訳が記録する。
ただ、会計業界にどっぷり浸かるとこの発想が逆になり、感情が置いてけぼりになる傾向がある。ビジネスする上では人の感情を好転させるのか否かが全てだと言っていい。会計はそのその結果を記録するだけ。
人を好きになる。相手に少しでもよく思われるにはどうしたら良いか、あわよくば映画くらいはいけるかも、みたいな訓練は、受験勉強中でも出来るし、したほうが良い。税理士試験は答案に正解さえ書けば合格できる。ただ、それを通過したら、ビジネスでは常に『人の感情』と対峙する。それは税理士の試験勉強の何倍も何十倍も奥が深くて難しいのだから。