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税理士試験の理論解答の字は汚くても問題なし!?

理論の文字を綺麗に書けるに越したことはないが、優先すべきは量を書くこと。自分の理論の解答の文字はこんな感じ。

6税理士試験消費税法ミスノート

受験生時代は、この文字で大丈夫かと言われたが、問題なく合格できたから大丈夫なはず。ただし、全部がこの感じだと印象が良くないので、最初の半ページは少しスピードを落とし読める程度の字で書いて、だんだんスピードを上げていった。要するに、理論の字が汚い理由についてエクスキューズする。

『試験委員様申し訳ありません!最初は読みやすいように理論を書くつもりだったんのですが、時間がなくだんだん乱筆乱文になってしまったんです。ごめんなさい』という感じで。別記した、欄外に『採点ありがとうございます』をつけておけば完璧。

結局のところ、採点する試験委員も人間だから、自分が採点者だと思って、やられてイラッとすることはやらない心がけを持っておけば大丈夫ではないか。最初の出だしから何書いているかわからないほど字が汚ければ、『こいつ採点してもらう気があるのか?』とイラッとさせてしまう可能性もある。

採点された用紙が返却されない税理士試験では、試験委員の感情を慮りながら解答用紙を仕上げていく心構えが必要。

⇒次は第10章 『失敗学のすすめ』は税理士試験の受験勉強に大いに役に立つという話です

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