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税理士試験消費税法の総合問題の勉強方法

 
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廣升健生(ひろますたけお)
東京都品川区生まれ。 パン職人から一念発起し税理士試験5科目(法人税法、簿記論、財務諸表論、消費税法、固定資産税)し税理士登録。  大原簿記学校の講師(法人税法)、税務コンサルティングファーム、税理士法人にて中小企業の会計税務から上場会社などのの組織再編、連結納税などの特殊税務まで幅広く担当後2013年1月独立開業。 【著書】会計事務所クラウド化マニュアル(清文社)、会社の経理を全自動化する本(翔泳社)など

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税理士試験消費税法の総合問題の勉強方法

総合問題の勉強法

消費税の勉強は、ほとんどはが【消費税の可否の正確な分類】という話は前回まででしましたが、あくまで【勉強は】です。その勉強した知識を合格に結びつけるためには、一年に一度の税理士試験本試験において【総合問題にどう表現するか】がとても重要です。
この表現でつまずく方が多いので、ここからは総合問題の解き方です。
知識が正確なら総合問題は解答できるのか?
繰り返しになりますが、消費税の勉強は【消費税の可否の正確な分類】がすべてなのですが、その正確に分類をしたものを答案に表現するのは、意外と技術が必要です。総合問題を解いている際には、限られた時間の中で【正確な全体把握】【正確な分類】【正確な転記】【正確な集計】が必要になります。

この4つをいかに遂行できるかが合否の分かれ目です。裏を返せば、特段深い消費税法の知識などはいりません。本試験までの日々の演習でこの4つの精度をいかに高いレベルに上げるの事が出来るのかが、重要なのです。

正確な全体把握

税理士試験消費税法の試験時間は120分で、税理士試験の他の科目と同様です。120分の内訳としては、一般的には本則課税であれば計算が60-75分程度。簡易課税であれば50分から65分程度でしょうか。残りの時間が理論の解答時間です。
もちろん、理論の暗記度や計算問題の得手不得手などで、それぞれの所要時間は変わると思います。ちなみに、自身が合格した2006年の本試験は、消費税の納税義務判定のところで会社分割の論点出題されたので、計算に費やした時間が例年より多かったと思います。

日々の演習でやるべきこと

一発勝負の本試験で最重要なのが正確な全体把握ですが、具体的な作業としては、【全体のボリューム】
【消費税の納税義務の判定】
【計算方法の確認(本則or簡易)】
【特殊論点(国等の問題、組織再編、事業譲渡等)の有無】
が挙げられます。
まず、何はなくとも全体のボリューム把握のために日々の演習で身についておきたいのが、総合問題に対する自身の計算のスピード感覚です。
例えば、ページ数が6ページの総合問題であれば、どの程度時間を要するのか、40分で解答できるのか、60分かかるのかということを演習の段階で常に時間を計測しておくこと。そして、ケアレスミスが少ないスピードはどの程度かを体に覚えさせることが大事です。一般的には、スピードを上げれば正確性は落ちますし、ゆっくり時間をかければ正確性は上がります。日頃の練習でできる限りスピードを上げる演習を行い、当日はマックスのスピードよりもやや減速気味での解答を意識します。
そのうえで、本試験の問題はどの程度時間がかかるのかを判断します。この判断が正確に出来るかが、本試験の2時間の戦い方を大きく左右しますので、きわめて重要です。

⇒次は消費税法の総合問題に必要な3つの正確性という話です

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廣升健生(ひろますたけお)
東京都品川区生まれ。 パン職人から一念発起し税理士試験5科目(法人税法、簿記論、財務諸表論、消費税法、固定資産税)し税理士登録。  大原簿記学校の講師(法人税法)、税務コンサルティングファーム、税理士法人にて中小企業の会計税務から上場会社などのの組織再編、連結納税などの特殊税務まで幅広く担当後2013年1月独立開業。 【著書】会計事務所クラウド化マニュアル(清文社)、会社の経理を全自動化する本(翔泳社)など

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