税理士試験は事業投資

Contents
- 1 税理士試験は事業投資
- 1.0.1 税理士試験対談
- 1.0.1.0.1 税理士試験対談-5科目受験と大学院で税法免除どっちがいいの問題などなどー
- 1.0.1.0.2 大学院で税理士試験の税法免除を選択した理由
- 1.0.1.0.3 アラフォー受験生の税理士試験戦略
- 1.0.1.0.4 大学院で税理士試験の税法免除ってどういう勉強をするの?
- 1.0.1.0.5 5科目受験者が考える税理士試験を受験する意味とは
- 1.0.1.0.6 現役受験生が疑問に思う税理士試験の意味
- 1.0.1.0.7 税理士試験の5科目受験より大切な経験の話
- 1.0.1.0.8 税理士と公認会計士はどっちがいいのか議論
- 1.0.1.0.9 税理士業界の中での格付け
- 1.0.1.0.10 税理士試験を五科目合格してよかったこと
- 1.0.1.0.11 税理士試験合格に一番必要なのは環境
- 1.0.1.0.12 税理士試験の合格までの勉強時間について
- 1.0.1.0.13 税理士試験の為に親のすねをかじる事について
- 1.0.1.0.14 税理士試験は事業投資
- 1.0.1.0.15 税理士試験受験専念時代の肩身が狭かった話
- 1.0.1.0.16 TACと大原の税理士試験受験生の違いについて
- 1.0.1.0.17 税理士試験科目免除に為に大学院に行くためのお金の話
- 1.0.1.0.18 税理士試験脱落組【森原貴造】のエピソード
- 1.0.1.0.19 税理士試験は撤退戦略が大事
- 1.0.1.0.20 税理士試験を大学受験の延長みたいに考えている人に物申す
- 1.0.1.0.21 税理士試験のための大学院卒業から登録までの期間について
- 1.0.1.0.22 税理士として開業する心構えについて
- 1.0.1 税理士試験対談
税理士試験は事業投資
※下記のやりとり文は、読みやすくするため一部内容と文言を上記対談をもとに加筆修正しています。
自分もこの税理士試験を受けること自体が授業なんですよね。皆さんが試験受けるっていうのは、学校の勉強の延長なんですよ。試験に受かるかどうかの話、合格点とれるかどうかの話なんですよ。
例えば私は試験に落ちても、(試験を受ける過程で)お互い夫婦でレベルアップすることで次につながるんだったら、その1年には価値があると思うんですよ。去年自分が不合格で落ちて、みなさんに迷惑かけて申し訳なかったと思っても、それを無駄だとは全く思っていないっていうメンタルの違いだと思うんですよね。単純に不合格でかたづけてしまう人は、他人からどう見えているのかっていう視点でしか勉強していないんじゃないかな。自分がどういう風になりたいかじゃなくて。
(税理士試験受験は)正に事業投資ですよね。うちの場合、母が自分に投資するそのリターンを自分が作るって思っていますよ。
そこはでも、やっぱり世間の目と、本人の当事者意識とはやっぱ全然違いますよね。世間の目はお前親に甘えてるだけでしょ、という感じですよね。だけど、やっぱり自分視点なのか世間様視点なのか。だいたい税理士になりたいと思ってる気持が、世間からよく見られたいから税理士になりたいのか。税理士をとらないと自分が目指してるルートに行けないのかっていう考え方がどうなのかですよね。だって現状、会計事務所の職員で、科目合格でずっとそれで自分が食べていけて、人に迷惑をかけないんだったら、なんでそれがいけないのという極論になるかもしれませんよね。
そもそもそれじゃダメだと思ってるから、先生も自分もそれ以上の投資もして、その分のリターンを得るために頑張るわけじゃないですか。そのためには、親にはお金出してもらったりとか、色々迷惑かけるわけですよ、いろんな意味で。それを迷惑かけてでも、それ以上のリターンは返せる、と思ってるから賭けれるわけですよ。言っちゃあなんですけど、リスクを負いたくないだけですよ、リスクを負いたくないだけ。リスクを負いたくないから、その分リスクがない成功法が欲しいって言ってるんだから、それで税理士試験受かれるんだったらそれでいいと思いますし、受かれないんだったら、っていうか受かれない人が大半だから、やっぱりそういうことになるんですよね。
↓対談の動画はこちら↓