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税理士試験の受験勉強中に予備校での順位が気になる [気にすべき時]

税理士試験の本試験は、受験予備校が作るものではなく、試験委員が作るもの。そして、試験の合否も、試験委員の出題する一発勝負の試験問題に対して合格解答をすればいいだけの話。
そんな事は頭ではわかっていけど、受験予備校に通って勉強をしていると、その中での順位に一喜一憂してしまうもの。

受験一年目の初学者であれば、大いに気にしたほうがいい思う。特に9月から直前期の5月くらいまでの一般クラスだけの中での順位の時は大いに気するべき。

すべての科目に言えることであるが、特にボリュームの多い科目については、日々の授業の確認で行われる次回の授業でのミニテストや、月1程度のペースで実施される定例テストでは、必ず自分の今の順位を把握し、ある程度上の割合(20%以上位が目安)にいないと、おそらくその年は合格しない。勉強範囲がダントツに多い法人税法だと顕著だが、資格試験は一発勝負。そして、日々の勉強は運動で例えるならマラソン。

マラソンで最終的に勝利するのは常にトップ集団を形成しているメンバー。例えば、10キロ地点で先頭集団から脱落した選手が大逆転で勝利することは、まずない。

法人税も同様に、みな一斉にヨーイドンでスタートする一般クラス(もちろん、以前勉強して再度一般クラスで勉強している人もいるが)において、トップ集団を形成出来なければ、早急に次の月例テストではトップに入れるようにしないとダメ。2,3回やってもクラスの真ん中程度の順番しか取れないようなら、勉強不足か税理士試験に適正がないと思って諦めたほうがいい。

⇒次は法人税法を1年で一発合格するためには理解など必要ない!?という話です

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