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漫画業界と税理士業界(会計業界)って似ているなぁと感じた話

以前ブログ【税理士として独立開業したらすぐにやること!メンターに会いに行け!】という記事を書きました。
内容はタイトルの通りメンターには直接会いに行ったほうがいいよ~って事なのですが、自分は、去年直接会いにいったメンターにドラゴン桜のヒット作で有名な漫画家の三田紀房先生がいます。

三田紀房先生。自分は、めちゃくちゃ尊敬しているんですよね。

実は、このサイトのコンテンツの作り方も三田紀房先生が書かれているプレゼンは漫画に学べ!を自分なりに解釈して作っています。

manga

プレゼンの極意はマンガに学べ

三田紀房先生の話はしっかりあたためてから書きたい書きたいと思いつつ月日ばかりが経ってしまっているのですがその話はいつか書きます。

今日は別の話で最近三田紀房先生まわり?で話題になっている話があるので、当サイトでもご紹介です。

話のきっかけとなったのは三田先生の仕事の仕方を紹介したこの記事

週休3日、残業禁止、『作画完全外注』漫画家三田紀房が『ドラゴン桜2』で挑む働き方改革

mita2

※上記サイトの画像より

に対して元アシスタントのカクイシシュンスケさんがブログで残業代払われていないと反論

三田紀房先生に残業代を請求したことについて

そのブログに対して【ブラックジャックによろしく】や【海猿】で有名な佐藤秀峰先生が、意見。

「三田紀房先生に残業代を請求したことについて」というブログを読んで感じたこと

という流れ。

自分は、漫画業界の事はわかりませんし、業界特有の労働環境の是非について意見したいとも思わないのですが、このブログを一通りみて感じたのは、漫画業界って程度の差はあれ

比較的に会計業界に似ているなぁということ。

スタッフを抱える会計事務所について、ボスの税理士がいてその下のスタッフ(勤務税理士や科目合格者など)は、いつか独立を夢見て(最近はそうでない方も多いかもしれませんが)多少給料が安くて労働時間が長くても、仕事を覚えるために頑張るみたいな構図。

その構図を、カクイシシュンスケさんは『労働力の搾取』的なニュアンスで書いている。
その意見に対して佐藤秀峰先生は理解は示しつつも作家からの目線で感想を書いている。
同じ様な労働環境で、同じような待遇でも感じ方ってそれぞれだと思うんですよね。
『労働力の搾取』だと思うか、『これも勉強だ』とか『この環境でもありがたい!』と思うかって。

個人的な経験で言えば、独立開業する前の勤務税理士時代の自分は、元アシスタント目線でしたね。

年収上がんねぇなぁ。残業代なんて出ないしなぁぁ。

なんて、よく愚痴ってました。笑
当時は、頂いてる年収がもらえるのは、当たり前と思ってたんですよね。
イメージとしてはなんか、自動で振ってくる様な感覚というかなんとういうか。
でも、独立してからしたくても仕事がない。会計税務のスキルや専門知識はある。でも仕事がない。スキルや専門知識があっても仕事を依頼いただいて報酬を払っていただけるお客様がいなかったらそんなスキルや専門知識は1円にもならないんですよね。

独立して何が大変だったってそれが大変だった。それが一番難しかった。

自分の看板でお仕事をいただくがどれだけ大変なのかは独立開業してみてやっとわかりました。
今自分が、タイムマシンで勤務税理士時代の自分に会いに行けるなら
『お前の今の環境、すごい恵まれるぜ!!!もっと前のめりに仕事に取り組めよ!!!愚痴っている場合じゃないよ!!!』

って言ってやりたいです。笑