既婚アラフォー税理士がダイエットで実践している6つの心得(後編)

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既婚アラフォー税理士がダイエットで実践している6つの心得(後篇)

前回は、【既婚アラフォー税理士がダイエットで実践している6つの心得 前編でした。
今回は後編です。
前回の続きなので早速はじめていきましょう。

【心得4 急激な成果を求めない】

今回はダイエットをするにあたって、マクロ管理法というダイエット方法を手本にしています。※実際にはもう少しシンプルに管理してますが内容は後述。
数十冊近くのダイエットや栄養学、筋トレの本などを読みましたが、その中で一番、本質かつシンプルな方法を提唱していたのが、SNSで話題の筋肉社長testosterone(テストステロン)著【筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方】

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この本で提唱しているのが、マクロ管理法というダイエット方法。
マクロ管理法がざっくりどんな方法かというと、ダイエットの大原則

摂取カロリー<消費カロリー

に従って、自分自身の代謝カロリーの見積もりに対しての減量のために摂取可能なカロリーを算出する。
そしてその摂取カロリーの範囲内で、カロリーの構成要素であるタンパク質(Protein)、脂質(Fat)、炭水化物(Carbohydrate)の割合を算出して、その割合の食事を摂取していくという方法です。

例えば、自分の場合はマクロ管理法の計算式に基づいて算出すると
・消費カロリー(基礎代謝カロリー+日常の運動カロリー※事務仕事のためアクティビティ度は低め)1814.4kcal ※算式 基礎代謝カロリー1512kcal×1.2(アクティブ度低め係数)
・摂取カロリー(減量目的):1452kcal ※算式 消費カロリー1814.4kcal×0.8(減量目的係数)
・マクロバランス たんぱく質134g   脂質40g   炭水化物138g
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となります。※こちらのマクロバランスの計算はマクロ管理法の専用サイト【DIETGENIUS】で簡単に計算できます。

マクロ管理法が良いのはこのバランスを忠実に守ればいいという方法なのでシンプルですし、多くの書籍を熟読玩味していくと、結局一番本質をついていのはこのマクロ管理法だと理解できました。ただ、マクロ管理法も実践してみると、3つの栄養素のバランスと多少の誤差の範囲で忠実に守るのもなかなか手間がかかるのでもう一段シンプルに考えて、自分は

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にフォーカスする方法を実践しています。※また別の記事で詳しく書く予定です。

マクロ管理法を実践しようが、上記の3点(カロリー、たんぱく質、食物繊維)のみを重視して管理しようが【摂取カロリー<消費カロリー】で減量がされる原則が変わりません。

そうすると、消費カロリー1800kcalに対して摂取カロリー1450kcal(説明の為に数字は丸めます。)で一日の減量kcalは350kcal。
1kg体重を落とすのに必要なカロリーは7200kcal。1kg体重を落とすために必要な日数は

7200kcal ÷ 350kcal で20.5日

と算定できます。※非常に簡単な算式ですね。

すると、1ヶ月に減量できる体重はおよそ1.5kgと算出することがきます。
この1ヶ月の成果が1.5kgをどう捉えるかが大事だと感じています。
おそらく正しいダイエットの知識を持ち合わせていなかった今までの自分であれば
1.5

と思っていました。

極端に食事を減らす抜く。運動する。でもあまり成果でず結局2,3ヶ月もすると元の木阿弥。
税理士試験も、難易度や5科目合格までの所要時間(平均7〜8年と言われている)などをろくすっぽ調べずに2年最短合格プランで初年度簿財法とかで勉強はじめる人って大体が挫折するんですよね。

 こんなはずじゃなかったぁぁって…

 このマクロ管理法を手本とした食事のバランスによって、数字を積み上げて成果を出していく感じが、自分には税理士試験の受験勉強に通じる感じがして、とてもあっているように感じています。
そう考えればまだ、ダイエット開始2週間。税理士試験で言えばテキスト1の基本論点って段階でまだまだ成果を感じるには時間がかかるということです。

【心得5  記録(レコーディング)をする】

レコーディングダイエットが良いという話は昔からよく聞ききます。
体重、体脂肪や食べたものカロリーなどを、記録すれば情報を可視化できる。
そりゃ理屈はわかるのですが、今までの自分はその記録した数字をどう調理するのかが解らなかったのでどうも続かなかったというのがあります。
税理士試験で例えるなら、ミスノートですね。
日々の計算問題のミスを検証するためにミスノートを作ったほうが良いみたいない話は、合格体験記の類を見ると必ず書いてあるのですが、次にミスをしないために書くミスノートはどんな情報を書いておけば良いのか、その記録をどう活用すれば良いのかがわからないと作る意味も自分自身が消化できない感じです。
ちなみに、自分の税理士試験はミスノートの作り方は【現場検証型】という方法を確立できてから格段に試験勉強の精度が上がりました。参考【税理士試験計算問題のミスノートの作り方】

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前段が長くなりましたが、ダイエットの記録(レコーディング)の話。
前述のマクロ管理法に基づいた摂取カロリーなどを記録するために、カロミルというスマホアプリを使用しています。

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このカロミル。

レコーディングダイエット業界では、もう言わずもがなのメジャーアプリなので、今更自分が機能を説明する必要もなく、検索すればレビューが沢山出てきます。

自分がこのカロミルを個人的に気に入っているのはこのレーダーチャート。

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摂取した食事などを登録すると、設定した栄養素の摂取量に対してのどの程度の割合かが自動で作成されるので可視化がし易いです。

また、食べたものを登録すると言うのははじめる前は面倒だなぁと思っていましたが、あらかじめ食品や料理の栄養素の内訳がデータベースとして蓄積しているので、登録も全く苦になりません。
そもそも、各食品の栄養素を調べていくと、食べるものの選択の動機が栄養価の高いものを摂取しようとなり、栄養価の高くかつカロリーも抑えでという食品を探していくと、限定されていくので(むね肉や、卵、納豆など)、登録される食品も料理もかなりルーティン化していきます。

【心得6 でも今までと変わらず酒は飲む】

6つの心得の最後はお酒についてです。
おそらく、前述までの5つの心得までは半年後も1年後も同じ事を言ってる自身があるのですが、最後のお酒については1ヶ月後には方針が変わっているかもしれません。
現状は、

酒は今までと変わらず現状維持で飲み続ける

をスタンスとしています。

巷でもいわれていることですが、ビールや日本酒やワインなどは醸造酒は炭水化物(実質糖類)があるので太る。
ウィスキーや焼酎は蒸留酒で糖類0なのでダイエットにはおすすめと言う話。

それはわかったと。

ただ、それ以上の話が、お酒に関してはどの書籍やサイトなどを見てもどうにも自分の中での明確な答えがないのです。

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エンプティカロリーって聞いたことありませんか?
お酒は、体内に入るとすぐに温度上昇に使われるので、体内の栄養にならないという話。
だから、額面のカロリーにならないらしい。
例えば、サントリー角ハイボール缶〈濃いめ〉ハイボールは100mlあたり52kcalもあります。
でも栄養価はタンパク質、脂質、炭水化物ともに0

hiballということは、数字の理屈上だけで考えるのであれば、ハイボールは何杯飲んでも太らない事になる。
ただ、この理屈でサイトや書籍などを調べていくと自分が調べた限りでは必ずエンプティカロリーは太りますと解説されている。

ただ、その太る根拠がどこも曖昧で、例えばアルコールを大量に摂取すると、肝臓の機能がアルコールの分解に使われてしまうので太るとか、アルコールを摂取すると食欲がわいてしまって脂っこいつまみを食べてしまうから太る。と言った、話の論点である純粋にハイボールを一杯飲んだら額面の表示カロリーのうち、他の食品と同様の摂取カロリーとしてカウントすれば良いのかがわからないのです。
なので、とりあえずハイボールは今まで通り飲みたいという自分の大きな願望を含めてカロミルへの摂取カロリーの登録は除外して計算しています。
だって、除外して計算しないと、毎日摂取カロリーがオーバーしてしまうんですもの。

ただ、このアルコールの摂取量は別紙(スプレッドシート)にて管理してまして、アルコール摂取量に対する体重増減は自分の身体を使って検証していこうと思っています。
ちなみに、ビディービルダーや身体づくりを生業としているブログや書籍を読んでも、アルコールを積極的に勧めている方は誰もいないので、飲まないほうがいい事は言うまでもありません…

まとめ

既婚アラフォー税理士がダイエットで実践している6つの心得 思いの外の長文であったため、前編後編と2回に分けての紹介でした。
今回のダイエットの心得に限らずどんなことも目指す方向の地図を持っているって大事だなぁと改めて感じています。
本文で何度も例え話に出した税理士試験の場合、やる事はそれなりのモチベーションと根気がいるのですが、目指す方向の地図という意味では大原やタックなどの合格実績のある受験予備校がカリキュラムや教材として用意してくれているんですよね。
だから、受験生は後はその方向に信じて走っていくだけ。
ダイエットは、試験勉強などに比べると一見理屈は単純。

摂取カロリー<消費カロリー

だから、我流でとりあえずはじめてみるかではじめてします。
今までの自分がそうでした。でも、試験勉強と同じスタンスで考えると、戦略を立てるのも楽しいですし、アルコールは本当に太るのか?の様な仮説と検証をして見る楽しみもあります。
税理士試験のときにも、この問題は今までの時間計測の履歴から5分で解答を作れるはずこれを、4分でやってみたらどこにケアレスミスが発生するかの仮説と検証の繰り返しだったので、同じ感じでPDCAを回転させて積み上げていく感じ。

いやぁダイエット楽しいです(*^^*)