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独立開業するなら、絶対読むべきアナーキーマーケティング
自分が税理士事務所の運営にあたって、ウェブマーケティングで一番参考にしている、勉強させてもらっているサイトがアナーキーマーケティング【http://anarchy.jp/】です。
このサイトは、本当に勉強になるし読みものとしても面白いです。
自分も含めて多くの士業は、マーケティングの勉強をせずに独立開業してませんか?それで、独立後仕事が無い!!!となる
じゃあ自分は今マーケティングの勉強をしているのかというと、そもそもマーケティングという言葉自体の定義が何なのかもよくわかっていない部分がありますが、自分が思うに本質的に価値のあるモノやサービスをお客様にどうやって届くようにするか、その価値に対して対価をいただくかを考えるだけだと思っています。
そこら辺の話について、主催の加藤元康さんの独自の視点で既成概念や一般的に言われるマーケティング手法の常識を疑いつつ、本質のところをしっかりと突いている。だから面白い。
どの記事も秀逸で目からウロコの話ばかりですが、自分が一番好きな記事は【ドラゴンクエストの勇者ばかりやってる経営者と、ゲームの世界観を作っていく経営者の話。】という話。
話を自分なりに解釈すると、既存の社会構造や組織構造だと本質的な価値を生み出していないが生活出来ているドラゴンクエストで言うところの【村人】ばかりだと。
それぞれの価値観で村人とう選択をするのを認めつつも、それぞれがレベルの差はあれど誇り高き勇者であろう!という話(※これだけだと全然伝わらないと思うのでオリジナルを読んでください http://anarchy.jp/archives/1836)
自分は、レベルはまだまだ低いけれどやっぱり 【誇り高き勇者】ありたいと思っています。
そもそも、キャリアは 高校卒業→製菓学校→パン職人→大原簿記学校の講師→税理士と一貫性のない道を歩んできてはいるけれど、その時々に本質的に価値のあることは考えてきた自負があります。
・例えば、パン屋時代 パン業界の本質を知ってパン職人をやめた話
税理士試験の勉強時代 日商簿記一級の敗因分析 競争試験に勝つための気づき編
そして今は税理士という職業人としてのサービスについてそこを突き詰めて考えていったら、やっぱりクラウド会計だよねぇとたどり着きました。 参考 クラウド会計ソフトfreeeを理解しないと人生無駄にします
組織に認められないアイデアは自分で発信できるのがウェブの強み
升メディアのコンテンツ群の多くにはイラストが使われています。
そして、例えばこのフリーランスの井上さんの疑問に答えながら、クラウド会計ソフトfreeeの使い方や、会計税務の解説をする対話式のコンテンツ。
イラストを使ったほうが、印象に残るし直感的に分かり易いという考え方は、大原簿記学校の講師時代に、実践していたこと。だけど、大原簿記学校では自分のやり方考え方は受け入れられなかったです。黒板のちょっとしたイラストを書いて、解説すると他の講師の説明が、テキストの図解そのままなのに自分は時間をかけて絵を書いていると…
それだと、他の講師との足並みが揃わないのでイラスト講義は封印せざるを得なかったのです。
ただその思いが今のサイトコンテンツの基本発想になっています。
また、ブラックジャックに四字熟語というコンテンツ。
前職の税理士法人時代に四字熟語が大好きで3000語知っているんですよ!なんて話をすると、そんな事に時間使うなら仕事してくれ!なんて言われたものだけれど、今ではサイトのコンテンツとして結構読んでもらっています。 この四字熟語コンテンツもやはり発想は【イラスト】で、聞いたこともない四字熟語を覚えるのに、こういう場面で四字熟語使うんです!みたいな、解説本あったらいいなと思ったけど世の中になかったのです。だから作ったのです。
【サイトの人気コンテンツは、出版のボツネタが元になっている】でも書いたけれど、このブラックジャックに四字熟語なんてのは最たる例で本にして出版されるなんて需要があるとは思えないけれど、ウェブコンテンツにしたら、読みたい人は確実にいる。パイは小さくても。
ウェブのマーケティングは、そこが面白さであると思っています。
本質的な価値があるものを作りさえすれば、今までだったら全く知ってもらえない、地球の裏側の人にまで届く可能性があります。(もちろん言語の壁はあるけど)
でも、本質的に価値のあるものを作れないなら、ドラゴンクエストの村人として生きていくしかないと思うのです。
実業があってこそのマーケティングの話に説得力がある
アナーキーマーケティングの副題?は実業家の、実業家による、実業家のための、革命的マーケティングブログ
主催の加藤元康さんが実業をされている上でのマーケティング手法だからやっぱり説得力があって面白いのだと思っています。
教科書どおりの説明やどの本にも書いているような王道の考え方とかって、実際には実業していない学者ぶった人が過去の成功企業の手法などを解説している場合が多いから、過去の歴史として参考にはなるけどれ、それを自分なりに解釈して実践で自分のビジネスに適用していかないと何の意味もないものなってしまうのです。
この話って翻って税理士という自分の仕事にも全く同じことが言えます。
税理士は、経営者の会計税務のパートナー。でも、自分は独立前の税理士法人に務めていた勤務税理士時代は当然ですが、自分は経営者ではなくいわばサラリーマンです。
自分が事務所経営をしたことがないのに、税理士だって肩書で経営者にアドバイスするわけです。これ説得力あるわけがないです。本に書いてある、理論や経営分析の指標を使ってさも説得力がありそうな数字を並べているだけですからね。
そう考えると、経営者と同じ目線で話をしたいならやっぱり勤務税理士じゃダメなんです。独立しないと!そして、お金になるかは別にしても、何か新しい価値を生み出す努力をする。その思考を鍛える意味でも、アナーキーマーケティング読んでみてください。目から鱗が落ちる事まちがいなしです。
アナーキーマーケティング【http://anarchy.jp/】
⇒次は独立開設した若手クラウド税理士が仕事の年収と仕事のやりがいについて考えた話です
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