税理士事務所のサービスについて本質的に何が必要とされるかを考えた

税理士事務所のサービスについて本質的に何が必要とされるかを考えた

独立初年度の2013年に一番考えていたのは、本質的に必要なサービスは何かということ。前職で担当していた多くのクライアントは上場企業等で経理部門、財務部門は少なくても数人多いところだと30人近く。利益も数十億単位で発生するため、税理士の役割も大きい。一つの法律解釈で、数億単位で税額が変わる。

独立すると、そのような案件はもちろんない。大きなクライアントは、独立したらさようなら。
独立して、想定するお客様は中小企業、記帳代行を前提に月に数万の顧問報酬というビジネスモデルが一般的。でも、記帳代行で数万もらって決算してまた決算料もらって本質的に必要なサービスなのかという疑問。
売上が少ないクライアントなら、いただく顧問報酬によって経営を圧迫していることもある。それは本末転倒。そもそも、利益の出てない中小企業にとって、税務リスクなどはかなり限定的。源泉徴収や消費税などツボさえ抑えておけばいい。税理士に顧問報酬を払うのは、売上がたってからでいい。でも売上上げるためには数字を見える化する必要がある。でもそこに報酬が沢山かかったらダメ。じゃあどうする?という事を堂々巡りで考える。
そんな時に、クラウド会計ソフトfreeeのコンセプトを知る。本質をついているサービスだから絶対に普及すると確信した
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