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これだけはおさえたい2つの自動化ルール
【登録】と【推測】のルール設定はケースバイケースで
自動仕訳のルールには【登録】【推測】【無視】のいずれかを設定する必要があります。
【無視】とはデータが重複した時の設定の為、イレギュラーなー登録と言えます。メインとなるのは【登録】と【推測】です。この設定にはルールの特性を知り、使う人それぞれのやり方を構築することになります。
【登録】と【推測】の使い方の提案
●【登録】を選択するケース
⇒毎月の家賃や水道光熱費など勘定科目やタグなどに変化の余地がないもの
このケースは【登録】を選択して【自動で経理】をスルーさせます。
●【推測】を選択するケース
⇒ネットショッピングなど購入先は同一、購入する商品で勘定科目に変化の可能性あるもの
⇒得意先が同一でも納品物に変化のあり、タグの設定に変化がある可能性あるもの
【推測】の設定にして【自動で経理】上で目視により最後の登録作業のみを行なう。
●すべて【登録】設定するケース
⇒このケースでは、後から間違っていたものを修正することになります。
【推測】までを自動で行うと【自動で経理】の登録はワンクリックで可能です。
ある程度保守的に【推測】を多用してくのも、一つの方法と言えます。
【その他の設定】は、それほど重要視しなくても大丈夫です
自動登録ルールの設定には、その他にも下図のようにマッチ条件や優先度の設定があります。同じ取引先の取引内容が複数ある場合や、推測取引内容が【●☓会社 ■■代金】のように会社名+品名またはサービス名のような複雑な取引内容を活用する際は、詳細なルールを設定すると有効です。最初のうちは、それほど意識する必要はないという印象です。
廣升 健生/大島 克之
CSVデータのアップロードも可能
自動登録ルールには、CSVデータのインポートやエクスポート機能も備えています。得意先の名称などを編集した自動登録ルールをインポートして、最初から自身の得意先等の情報を登録した自動登録ルールを構築することも可能です。