中小企業のクラウド化におすすめの2つのクラウドツール

前章で、「デジタルの情報伝達の精度をあげることが解決策である」と述べましたが、実現させるためにはクラウドツールを活用が不可欠です。
そのために、これら紹介するクラウドツールを使用することになるのですが、本題に入る前に、本書でメインとして紹介するクラウドツールの特徴について、概略をご説明します。
具体的には、筆者の事務所が既に説明しているクラウド会計ソフトの他にコミュニケーションのクラウドツールとして「チャットワーク」(チャットワーク社)と情報共有のクラウドツールとして「Googleドライブ」(Google社)を使用しています。2つのクラウドツールについての機能の詳しい解説は後述しますが、このあとの内容を説明するために最低限のツールの概要のみ触れていきたいと思います。

チャットワーク
最初にご紹介する「チャットワーク」は、国内におけるユーザー数最大級のビジネスチャットサービスです。国内のチャットサービスの代表例といえばLINEが非常に有名ですが、主なユーザーは友人、知人同士のプライベート目的の使用がメインです。それに対し、チャットワークはビジネス用途に開発がされているのが特徴です。
第一章を読み進めていただくにあたっては、ビジネス用途に特化したチャットという認識をもっていただければと思います。チャットワークとメール、他のチャットサービスなどの比較は第3章で後述します。

Googleドライブ
続いて、Google社が提供しているクラウドストレージサービス「Googleドライブ」です。クラウドストレージとは、インターネット上にある「データの貯蔵庫」を指します。組織の共有サーバーがインターネット上にあるため、事務所以外の場所からでも、端末を問わずアクセスしドキュメントなどを引き出したり、保存できます。
このGoogleドライブは、全世界で最大級のクラウドストレージサービスですが、他にもドロップボックスやOneDrive(マイクロソフト社)というサービスも人気があります。
事務所でグーグルドライブを使用する最大の理由は、他のクラウドストレージサービスにはない完全オンラインのオフィス機能(正式名称はGoogle Office suite 以下本書では(Googleオフィス))を利用できるためです。このオフィス機能については、マイクロソフト社のオフィス(word、Excel、PowerPointなど)の完全クラウド版と捉えると良いでしょう。
この完全クラウドなオフィス機能を活用することで、クラウド化のメリットでも紹介した情報の一元化や見える化、業務の分業化などが可能になります。Googleドライブについても、機能の詳細や活用方法については、第4章【情報共有のクラウド化】で詳しく紹介させていただきます。

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