B/S P/Lはつながっている

貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)は、連携されています

ます貸借対照表と損益計算書について解説します。
●貸借対照表(B/S):企業のある一定時点における資産・負債・純資産の状態を表す表
●損益計算書(P/L):一定期間における収益と費用の状態を示す表
この2つの表は、日々の取引に基づいた複式簿記による仕訳から作成されています。
貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)を並べると、現時点の財産の状況や一定期間の損益など、企業の状況を正確に把握することができ、事業状況を見る上でとても大切な表になります。
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複式簿記では【借方】と【貸方】に、それぞれ【原因】と【結果】が記入されます。そしてこの【原因】が【損益計算書】に集約され、【結果】は【貸借対照表】に集計されます。

下の図で例を解説します。簡単な数字を使い、期首の事業開始時から期中の取引を仕訳で記載してみました。この数字を処理すると貸借対照表(BS)と損益計算書(PL)が完成します。この時に意識して欲しいのが、B/SとP/Lは必ず連携されているという点です。下図の例では、PLの計算結果として31万円の所得が発生しています。この金額が、BSでの資産の増加の要因となっています。

このように複式簿記の仕訳を計上すると、現時点での財産状況や一定期間の損益など企業の状況を正確に把握することが出来るのです。

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廣升 健生/大島 克之

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