freeeで各種残高のチェック【見越】【繰延】の計上
決算時の残高の確認は慎重に行って下さい
決算作業で一番大切なことは【クラウド会計ソフトfreee(フリー)の残高と実地残高を一致させること】です。
”預金通帳の残高とfreeeの残高を一致させる”のページにて、毎月のチェックポイント【預金通帳の残高を一致させる重要性】を解説しています。”未決済残高を把握する”のページでも【未決済の残高についてのチェック】の解説もしています。決算時にはこの【チェック作業】を再度行って下さい。
期末の各残高が一致しないということは、結果的に収入支出の計算も正しくない場合が多くなってしまいます。繰り返しますが決算時にはこの【freeeの残高と実地残高を一致させること】と【未決済の残高についてのチェック】を再度しっかりと確認するようにしましょう。
決算の仕訳については振替伝票で登録処理をします
決算に当っての【取引の登録】作業では、別のページでも紹介している固定資産にかかる減価償却費、棚卸資産、家事按分の登録以外の仕訳登録は、振替伝票の登録から行います。そのため期末残高の修正登録や事業主、借勘定の相殺などは【振替伝票を】使って行なうことになります。
また翌月分の家賃の前払いや既にサービスを受けていて未払いの通信費などは、費用収益の見越し繰延として【振替伝票】での登録を行い処理します。
廣升 健生/大島 克之