freeeで資金繰りをチェックしよう

事業を運営する上で最も重要な要素【資金繰り】とは

資金繰りとは、事業を運営する上で「必要な資金がうまく回っているのか?」また「今後もまわることが見込めるのか?」を手許現金と収支(入金-支出)の状況を考慮して予測しながら支払業務を円滑に行うことを言います。
一般的に資金(=現預金)が潤沢にあって、仮に「1年以上収入がなかったとしても支払に問題がない!」という方は、気にする必要はありません。しかしフリーランスの方は特に、事業資金が潤沢にあるケースは少ないです。入金と支払のタイミングによっては資金ショート(=黒字倒産)するリスクを抱えながら、事業を運営しているケースが多いとされています。
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事業運営の基本事項【資金繰り分析のポイント】

意識すべきは【手許現預金の残高】です。
目安として「毎月の支払金額の2~3ヶ月分があるかどうか?」と行ったところになります。これがないと不安に思った方が良いかもしれません。資金繰りを改善するもっとも簡単な方法のひとつをご紹介します。
”入金サイトを支払サイトより早くすること”です。
これは当然のようにも聞こえますが、これができていない会社を結構目にしてきました。例えば-
●入金サイトを翌月末入金
●支払サイトを翌々月末支払
こうするだけで、劇的に資金繰りは改善していきます。
そして最後に”融資を前倒しで返済しないこと!”これも重要です。
資金的な余裕(1年以上の支払見通しが立つほどの現預金がある)場合には、利息の支払いが軽減されるため返済をお勧めします。しかしそうでない限りは「手許の現預金をあえて減らすこと」は、資金ショートを起こす可能性を高めることにもつながります。

廣升 健生/大島 克之

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