税理士試験のケアレスミスはなぜ発生する?転記ミスと電卓の打ち間違い
税理士試験合格まで数限りないケアレスミスをしてきた。
何をもってケアレスミス(不注意による誤り。軽率なまちがい)かというのは人それそれだし、そもそもミスを不注意と片付けてしまうことに問題がある気もするが、ここでいうケアレスミスは、転記ミスと電卓の打ち間違いを取り上げる。
この2つのミスが起きる原因。自分の分析だと、どちらも目の動きの距離が遠くなればなるほど発生確率が高いという結論に達した。
例えば、問題文の数字を電卓で計算するときにこの距離が遠ければ、数字のうちミスや6と9を見間違うなどのミスが発生する。
また、科目によっては計算表を別途作る場合がある。自分は消費税法では仮計算表を作る派であったし、固定資産税の計算でもルーチン化した計算算式を別途の計算用紙で作成していた。この計算用紙に問題文の数字を転記する際にもやはり、問題文と計算用紙の距離がケアレスミスの発生原因だと結論づけた。
やった対策は、単純だが電卓4つ以上の数字を加減算したり、複雑な算式の計算の場合には問題文の横に電卓を持っていく。電卓を運ぶ手間はかかるが、問題文の数字と電卓の数字が視野の中に収まるので、数字の見間違いなどのミスは明らかに少なくなった。
また、仮計算表も同様に問題文の近くに持っていくわけだが、その際に工夫したのが、仮計算表を非常にコンパクトにしたこと。消費税の仮計算表は通常紙一枚に書くのが一般的だが、自分が作っていた仮計算表はこちら(あとで画像を追加)縦長で非常にコンパクトであるため、必ず問題文の横に持って行き数字の転記をする。
この仮計算表はもうひとつケアレスミスを防ぐ工夫があるが、それは次回。
(書きかけ 文章を整え、画像を追加する)