読みたい項目に飛べる目次
シリーズ税理士試験理論暗記。新規の暗記は階段方式と達成感
理論暗記で一番大変なのは、新しい条文の暗記です。
一行覚えるにも、何度も何度も繰り返す必要があります。
しっかりと暗記するにはとにかく繰り返すしかないというは自分も同じように苦しいのですが、自分がやっていた勉強法は、暗記は階段式に覚えるほうが良いということです。
階段式とはどういうことか。これは、暗記の全文を半分ずつの段階にわけで覚えていく方法です。
いきなり全く初めての文章を覚えるのはとても負担が大きいので、まずは覚える文章のうち、半分をカラーペン(赤)で消す。階段の様にいきなり上に到着するのは難しいので、そこに一つの足場を組むのです。
半分が暗記できた、もう半分をカラーペン(緑)で消す。
そして暗記をする。
どちらも暗記できるようになったら全文を確認する。
これはどんな勉強でも極めて当たり前の話で、例えば今当たり前の様に使っている漢字であってもそうだ。
小学校6年で習う漢字に[縦]とい字があるが、糸という漢字は小学校2年で学習する。従という漢字は小学校5年で習う漢字である。最初から縦覚えるよりも、簡単なものから覚えて組み合わせるほうが良いのである。
この階段方式をすすめる理由はもうひとつ、暗記に対する苦手意識を和らげることだ。
最初に理論暗記の勉強を始めると、1行覚えるのにも四苦八苦が続くので、はじめから理論暗記への苦手意識が出てしまう。すると、どうしても計算の勉強の後回しになってしまうのだ。
半分隠して半分だけ覚えればいいのなら、覚えるのはかなり楽だ。
半分覚えて、半分のノルマが終わったという達成感は、次の日の勉強へと続く。
人間、頑張っても頑張っても出来なければ、モチベーションは下がるもの。
逆に一歩一歩でも前に進んでいれば、モチベーションは上がるもの。
結果的に暗記の為の所要時間は大差ないかもしれないが、暗記作業は辛くないと自分自身が体験することのほうが、日々の勉強のサイクルには大きいのだ。
⇒次はシリーズ税理士試験の理論暗記。その2 新規理論は暗記レベルを見極めろ!です
この記事を読んだ人は下記の関連記事も読んでいます
[TagList tag=”理論暗記,ICレコーダー,電卓,ガジェット,難易度” order=”DESC” count=”6″]
廣升が選んだ升メディアのオススメ記事
[TagList tag=”オススメ記事” order=”DESC” count=”3″]
税理士試験関係の別カテゴリーコンテンツ
[TagList tag=”税理士試験カテゴリー” order=”DESC” count=”3″]