freeeで分析するならタグを活用
情報管理にはタグを使います
クラウド会計ソフトfreee(フリー)には【タグ】という機能があります。
これは従来の会計ソフトでいう、各勘定科目を得意先ごとに管理するための【補助科目】に近い機能です。
ただし補助科目はあくまで勘定科目の明細です。補助科目がツリーとしてぶら下がっているのに対し、【タグ】は勘定科目をまたいで管理することが出来ます。使い方によっては管理分析に活用することができる機能です。
タブの設定は4分類まで可能
タグは次の4つごとで設定を行います。(下記キャプチャー参照下さい。)
●取引先
●品目
●メモタグ
●部門
またタグは管理を行う為に複数の項目に付けることができますので、下のキャプチャーのように取引先・品目など複数設定することが可能です。
この勘定科目ごとに設定したタグは、各種レポートを閲覧する際に設定したタグごとの内訳明細として確認することも出来ます。
在宅勤務の方必見!【家事按分】のためのタグを設定する
自宅兼事務所の方は、地代家賃や水道光熱費のような支出がある場合は事業用の経費とプライベートの支出を区別する【家事按分】の作業が必要になります。通常この【家事按分】の作業は決算時に行いますが、その際【家事按分】する対象の支出をタグで集計する必要があります。【家事按分】の必要がある(またはある可能性がある)支出は【家事按分】など、それとわかるタグを付けておくことをお勧め致します。
廣升 健生/大島 克之