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会計事務所のペーパーレス化が進まない理由はワンクリックオペレーションができていないからです

11月に開催するセミナー(詳細は下記)のタイトルは

事務所の生産性向上の為にクラウド会計は必要ない!?ワンクリックオペレーションのススメ

です。

今回のセミナーでは『ワンクリックオペレーション』と命名した廣升健生税理士事務所で実践している、チャットワークとグーグルドライブ、そしてクラウド会計を掛け算した業務プロセスを紹介します。
今回は、ワンクリックオペレーションだけにフォーカスするセミナーなのですが、なぜそこまでワンクリックオペレーションを推すのか。
それは、ワンクリックオペレーションを構築できるか否かで、会計事務所の効率化、生産性向上が出来るか否かが決まると言っても過言でないからです。
逆の言い方をすると、

oco2

とも言えます。

生産性があがらない一番の原因は

紙資料

です。
ただ、こう言うと必ずと言っていいほど、

Print

 うちの事務所はアナログなお客様が多くって紙資料を預かるから、ペーパーレス化が進まないんですよぉ

と返ってくる。

 間違っていはいけないのは、お客様がアナログ思考で紙の資料を回収するから会計事務所の生産性が上がらない訳ではないのです。
またこういう人もいる

Print

 うちドキュワークスを使って、紙の資料をデジタル化しているんでペーパーレス進んでいますよ~!

でも、自分は思うわけです。そもそも、

『紙資料をスキャンしてデジタル化することに手間がかかってるんじゃないの?』

『そもそも業務プロセスをペーパーレス化しないと本当の意味で業務の効率化なんてしませんよね?』

と。

自分の前職の会計事務所での業務プロセスなどを考えてみるとエクセルやワードで自分が作った、デジタルのデータも事務所内でチェックするためにあえて紙にしているのです。

なぜなら、紙にした方が部分最適を考えた場合は合理的だから。※なぜ合理的なのかは上記動画で解説しています。

ワンクリックオペレーションとは『気づき』

今回のセミナーはある意味『気づき』の提案だと思っています。
今までの当たり前を疑うこと。なぜ、自分で作ったエクセルなどのデジタルデータを紙に打ち出す必要があったのだろう?
から考えて、紙に打ち出さなければいけない必然性を詳(つまび)らかにする。
必然性を理解すれば、解決方法を考える。そして解決方法は『ワンクリックオペレーション』ですという寸法です。
ワンクリックオペレーションと効果を一言で言えば、

oco 効果

事なわけですが、会計事務所の規模が大きくなればなるほど、いきなり全てのオペレーションをワンクリックオペレーションによってペーパーレス化です!とはならないのです。
例えば、会計事務所内でどんなにペーパーレス化をしても、お客様が紙の資料を持ってきて欲しいと言われれば紙の資料を用意する必要があるわけですし、それがサービスなわけです。
それを、うちはペーパーレス化してますので持参したipadで試算表の説明をいたします!ってこれは違う。
ただ、会計事務所内のメンバー間であれば、ipadで情報を共有して完結できる事があるならそれでいい。
それを一つ一つ増やしていけば気がついたら、随分と業務効率化はするのです。

そう考えれば、会計事務所の今の業務プロセスやお客様の属性の違いで効率化の程度の違いこそあれ、

必ず会計事務所の業務効率化はする!

と断言できるのです。