税理士試験で電卓の二度打ちする所としない所
税理士試験消費税法の本試験の全体把握で、ボリューム感の把握とともに極めて重要なのは、納税義務の判定と本則課税、簡易課税などの計算方法の判定です。
ここを間違えれば一発で不合格と言っても過言ではありません。そのため、ここは時間を多少使ってでも慎重に行います。慎重にやるというのも、日々の演習時に何をするのかを定義しておくことが大事だと思います。
自分は、納税義務の判定は電卓は二度打ちOKとしてました。電卓の二度打ちは基本しないですが、納税義務の判定時だけは行います。上記の繰り返しですが、本試験は緊張するものなので、自分の中での計算ルールをしっかりと持っておかないと、時間が無くなった場合、急いでやろうと焦ります。
日々の演習時から、電卓をどこで二度たたくかまでルール化しておくといいです。本試験では受験予備校の演習では見たことのない論点や形式での出題が、多かれ少なかれあるはずです。
ただ断言できるのは、その論点で合否は決まらないということです。自分が合格したときにも、納税義務の判定は会社分割が出題され、かなり特殊で判断が分かれる様な論点でした。
当然その論点についても正解するに越したことはないですが、間違っても合格します。知らない論点は一定の時間をかけてもいいですが、必要以上に時間をかけないことが大事です。『知らんもんは知らん』のですから・・・・
それよりも、日々の演習で知らない論点が突然出て来た時の対処法を身につけておいたほうがいいです。