『厳しい講師』がいいか『優しい講師』がいいか
受験予備校を利用して税理士試験合格を目指す上で、講師の存在はかなり大きい。
厳し目にアドバイスしてくれる講師がいいか、優しめがいいのかは自分で判断するしかないけれど、いずれにせよ現実を直視させてくれる講師ではないと行けないとは思う。
受験予備校の講師は20代中盤から30代くらいが多いが、税理士試験の受験生は会計事務所などで実務経験を積んでいる年配の方も多くいる。特に仕事をしながらの勉強は大変なことがわかるので、講師もあまりタイトな宿題のペースなどは言いにくい場合が多い。
ただ、それでも合格までに必要な勉強量を提示する講師は信用できる。結局合格までに必要なスキルを身につけなければいけないのは、受験専念組だろうが仕事しながら組だろうが同じで、勉強する時間が絶対的に足りないなら、その足りない時間でどうすれば効率よく勉強ができるのかを提示してくれる、あるいは一緒に考えてくれる講師がグッド。
そして、その様な講師の言っていることは、一見相当ハードな要求の様に感じる。
その提案が出来るのは講師自身も税理士試験を仕事をしながら勉強した経験があるか、あるいは現在進行形で勉強をしている、という事が重要だと思う。
講師自身が仕事をしながら勉強した経験もないなら、人に厳しくも言えないし、仕事をしながらどうやって合格するかのノウハウなどあるはずないのだから。(もちろん、受験専念で2年で合格するくらいの講師なら、仕事をしながら勉強した経験がなくても相当なノウハウがあるし、周りよりも自分にストイックに勉強している為、信用できるが)
講師を選ぶ際には、授業の教え方がうまいかどうかはもちろん重要だが、講師自身の税理士試験への取り組みを確認するのが一番いい。
(書きかけ)