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日商簿記一級の敗因分析 競争試験に勝つための気づき編

日商簿記簿記検定二級までは問題を解きまくれば、自分が勉強を頑張りさえすれば、試験は合格するものだと思っていたが、日商簿記1級と全経上級の試験に合計3回不合格だったことで、解きまくるだけでは自分より解きまくっている人は沢山いるわけで、演習問題の解答の回数や勉強時間の長さで競争試験の合否が決まるわけではない事を悟った。

今考えれば当然だが、負けまくって気がつけたのは、この後の税理士試験に大いに役に立った。そこで、問題を解くことばかりに意識が行って、間違った問題について【なぜ間違ったのか】【どうして間違ったのか】の分析を全くしていなかった事に気がついた。

分析をせずにもう一度解答しても、解き直しすぐは間違った論点を覚えているから解答できても、本質的な分析がされていないから暫く時間を空けてし直すとまた間違える。

すべての問題がそんなだから、解き直しで問題演習をいくらやっても、最初から解答できる論点は何度繰り返しても解答できるし、ミスが分析されていない論点は何度やっても間違える。
要するに、演習時間をかける事はしてても、本当の実力がアップしていない状態なのだ。

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そこで演習問題を解く意識を、解答した回数重視よりも、分析重視にした。解き直しをする問題も、闇雲に演習問題を上から一冊全部とき直すというスタイルから、解答率が低かったもの、解答に時間がかかってしまうものなど、理解度の低い論点の穴を埋めていくイメージで問題を解答するようになった。そんな風に勉強方針を変更したことで、全経上級にようやく合格することが出来た。(書きかけ)

 

⇒次は受験2年目以降の勉強のやり方 【独学ってどうよ?】という話です

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