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若手税理士のとりとめのない話2

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OONO

実際この試験で、対5科目プラス、僕は日商簿記1級からじゃないですか。と考えたら、そうとうの確立ですよね。そこが意外と5科目とった人たちは、もちろん大学院という選択肢もあると思うのですが、それは悪い意味ではなくて、戦略的には良いと思うのですが。どちらかというと大学院はちょっとした保障があるじゃないですか。免除になるという。税理士試験は保障のないなか、暗記ですよね。たぶん税理士の技術論は関係なく、それを乗り越えた人は強いですよね。

HIROMASU

全部が全部ではないけど、その一つの結果を出すために、逆算をして、それに何が必要かというプランを立てて。地味で結果がでないようなことでも1年後には道が繋がっていると思って頑張るというのは、身についたと思うよね。自分は経験がないけど、有名大学を出ている人とかは、それを10代の頃にやっていると思うから。そういう意味では、勉強が10代のころにできるというのもひとつの勲章だと思うけどね。

OONO

税理士試験は一つの学問じゃないですか。税理士試験の部分でまずは法律家としてですよね。しっかり、相続だとか、そういうのを押さえていれば、当然上にいったときに尊敬されやすいというのはありますよね。会計事務所の中ではいろいろ法律を知っていて。
僕は池袋の会計事務所に勤めていたこともあったのですが、どちらかと言うとピラミッドで1番上に所長がいて、もちろん遊んでいる人もいるけど、普通に尊敬されやすいのが税法に詳しい人ですよね。重箱の隅をつついたところを知っている人が事務員には尊敬されやすい。これから、法律家精神というより、あえて良い意味で勉強しないというのも大切かなと思うのです。

HIROMASU

それもすごく思っていて。2人の感覚が近いと思うのです。税理士の専門的なものはもちろんだけど、他のノウハウも入れていかないと差別化できないよねという。まず最初に聞きたいのは、採用のところだと、そういう思考で、どういう人をリクルートするのですか?

OONO

素直、プラス発想、勉強好きな人。それを書類選考で見たり。話していて、否定から入る人とか、肯定で入る人も良くないとは思う…人に合わせるというか…

HIROMASU

キャバクラのねえちゃんみたいな?

OONO

そうですね。素直というのは良いことで、否定も肯定もしないという。話していることに対して、本当に肯定できないのなら、相手の価値観を認めて、否定も固定もせずに意見を言えるという人に対して、この人だなと。

HIROMASU

うちなんかまだほとんどパートだから、フルタイムで抱えている人はいなくて。基本的には、みんな自分がお客様の対応をするし、コンテンツも自分が作るから、自分の価値観から出て行ってないのよ。大野さんのところはもう10人くらいでしょ?

OONO

それはおやじのところでも6人くらいいたので。僕は土台があったので。ラッキーなのは職人としてやる道を早めに捨てられたことですね。担当を持たないという。最初は怖かったですけどね。申告書もいっさい作らないと決めたりだとか。他の税理士さんでそういう先生を見ていて、たしかになと思ったのが、総合病院だとか、そういうところの院長先生だとか。先生というのは同じ。嫉妬はしないじゃないですか。これが経営だなと思いました。

HIROMASU

最近読んだ、ダウンケネディというマーケティングの人の本、社長の仕事はマーケティングだというよね。そこはある程度の一定規模以上になったときに、実務をどれだけやるかというのがあるけど、基本実務はやってはいけないんだよね。

OONO

そこは、捨てる勇気というのがあるじゃないですか。だから、いちからの人で大変だなあと思うのは、一回担当で先生としてあっているじゃないですか。そこから担当になると、不満ってでやすいですよね。

HIROMASU

先生手に負えなくなったから、下に落としたなという感じがするよね。

OONO

そこは話すときに、多少%で減ることは承知で、経営はこういうものですよと伝えることが必要ですよね。税理士が経営に結びつかないのって脳の使い方だと思うのですよね。法律とか作業的なものは左脳的性質じゃないですか。でもこのマーケティングやコラムとかコンテンツとか、クリエイティブなものは右脳的性質だと思うのですね。もちろん勉強は大事だけど、適度にですよね。時間もそうですし、脳の使いかたもそうですし、勉強しすぎると右脳に切り替えられないというか。

HIROMASU

大野さんの飲食店支援って、そもそも繁盛しないと始まらないよね。繁盛する施策を提供するんでしょ?ある意味それがすべてだよね。自分もサイトに書いてるのだけど、自分が特化しているクラウドで終わらせていきましょうというお客さんは、まだまだ本当に小粒で、売り上げが1000万円にいかないような、お客さんがほとんどだし、いっても数億のお客さんなのね。特に1000万くらいのお客さんって税務の相談なんてないのよね。一言『売り上げあげて』と。売り上げを上げるために、なにをしたら良いかと言ったときに、自分が作っているコンテンツの作りかたのアドバイスとか。売り上げの1000万くらいの人だと、いかに最小の手間で、コストも安く、税理士から資料をもらう手間すらも、本業にあてたいですよね。それを左脳の税法だけでやっている税理士からすると、そういう人からも月に3万とっているとかいう話も聞くわけよ。1000万しか売り上げない人から3万だったら、年間40万。40万もとるなと。

OONO

コンサルト要素がないならそれは高いですよね。

HIROMASU

3万とるなら、その1000万をせめて1300万に売り上げをあげてくれるなら、良いよね。レシートをもらって入力するだけ3万は高いよね。その感覚があると、税理士に仕事をお願いしたいという人も当然減るしね。逆に、それがプラスに転じれる税理士なら喜んで50万でも100万でも払ってくれるという発想だよね。

OONO

そうですね。むずかしいのが、経営の部分で自分が全部カンペキお客さんにいけるのであれば100万とかもいけるけど、そのサービスを限定しないと、できる人はいるかもしれないけど、そのスタッフがやめてしまったら、組織化としてアウトですから。対税理士事務所となったときに、本当にやりたいことって組織の中でできないですよね。コアなサービスというのは。

HIROMASU

自分はまだ組織というほど組織じゃないから、自分の好きなことをやっている。

OONO

廣升先生のサービス部分だけをみたら、クラウド会計でお客さんからいただくという部分には楽しさはないですよね。

HIROMASU

まあね。そこは、そうだね。来たやつをさらに細分化していけば、かなり事務的なことも多いから、そういうところは少しずつスタッフに任せているけどね。今のところでいうと、お客と対話しているのはまだ楽しい。

OONO

作業とかじゃないので、対話は楽しいですよね。

HIROMASU

自分も将来的に事務所運営を考えたときに、同じ人数で自分が対応するというのはあと1年くらい。3年も4年もとは考えていない。そこは大野さんとはスタートラインも違うから、地道にやっていくところはあるけれど。次にいくところは、サービスを平準化させ、お客さんにとってもチェックはお前がやらなくていいよっておもってるのですよね。

OONO

その値段では悪いなと思ってしまいますもんね。

HIROMASU

逆に言えばもうちょっと、サービスの報酬とかも分業化させようかなと思っていて。自分が対応するのは高く、スタッフは安く。ニーズとしては、スタッフがチェックしてくれて安いならそっちが良いという人もいるだろうから、いろんな選択肢を作っていきたいとは思っています。

 ↓ 対談の動画はこちら ↓

参考リンク

ITA大野税理士事務所 http://www.ita-ohno.com/

目次とまえがきmodoru

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