税理士がAirbnb(エアービーアンドビー)の会計や税金と確定申告のサポート

airbnb-エアービーアンドビー 会計税務

税理士がAirbnb(エアービーアンドビー)の会計や税金と確定申告のサポート

ここ最近、日本でも話題になってきているAirbnb(エアービーアンドビー)。自宅を短期で貸したい「ホスト」と呼ばれる利用者と、「ゲスト」と呼ばれる宿泊客をつなげるオンラインプラットフォームで、旅館業法などの法律に抵触するかという指摘はありつつも、2020年の東京オリンピックに向けて今後大いに拡大していくはずです。

Airbnbの税金関係や確定申告についても、事務所の確定申告サービスと同様の報酬体系でサービスを行っております。ぜひこちらをご検討下さい。

個人向け確定申告サービス

法人向け確定申告サービス

下記は、お手伝いさせていただいていた方から頂いたレポートです

 ※いただいたレポートをそのまま掲載しています

Airbnbの会計税務とクラウド会計freeeを使用した自動化に関して

前の税理士への不満

個人事業をやっている中で、ちょっとしたことからAirbnbを始めることになり、税務上での処理が必要になってきました。

法人をちょうど立ち上げることになり(Airbnbとは関係なかったのですが、結局法人の主な収益はAirbnbになりました)、個人事業主の頃からお願いしていた税理士に引き続き追加でお願いすることになりました。

自分の中での毎月の収益などは別にまとめていましたが、税務上のものに関しては税理士に一任していましたので、特にこちらで細かく管理はしていませんでした。

ただ、税理士も他の事業の分は前例があるものなので問題なかったのですが、Airbnbに関しては前例が無いからか対応が後回しになり、またやりとりも多く発生してきました。

税理士側から送られてきたエクセルのフォーマットにこちらで入力して、それを税理士が確認して、不明点などがあればこちらに確認をしてくる、という流れでやってきましたが、時間が非常にかかる、ということと、税理士はもちろん税務上のことは全て知っているが、Airbnbの仕組みをしらない、Payoneer(ペイオニア)という決済サービス経由での入金をしていたのですが、為替の計算や手数料の部分など、全てこちらに確認が無いと進まない状況でした。

一方で、こちらもエクセルに入力したものを税理士に送って、それを税理士がチェックして不明点が返ってくる、というやりとりの中で無駄が多いように感じており、Dropboxでエクセルを共有して同じフォーマットで入力できないか、などと提案したのですが、税理士側ではそれが難しく、メールに添付して送って、更新したらまた送るというような非常にアナログで無駄が多いように感じる方法でやっていました。

現在のP/Lを送ってほしいなどと伝えても、まだ入力が終わっていない、などの理由で遅くなり非常にスムーズなやりとりができていないと思っているところでした。

最終的には、税理士側がPayoneerの為替関係や、取引量が多いこと、その他の処理が複雑ということで、当初の料金では収まらないということを伝えてきました。

こちらとしてもやりとりがスムーズにいっておらず、不満に思っていたので、そういったタイミングで他の方法が無いかと検討し、ネットなどで他の税理士なりを探していました。

廣升健生税理士事務所に依頼

その結果、廣升さんのHPにたどり着き、クラウド会計ということやAirbnb関連についても積極的にされているということもあり、一度お会いしてクラウド会計freeeについても紹介してもらいました。元々、簿記の知識が多少あったことや、税務とは非連動で自分で収益計算などをしていたこともあり、freeeの経理業務の自動化の話を聞いた際に、これは自分でやって、必要な部分をお願いするなどで、かなりスムーズにできるのではないか!と思いました。

ということで、いままでの税理士との契約をやめ、自分でのfreee入力と必要な際に廣升さんにサポートして頂く、というやり方で始めました。実際にfreeeを使ってみての感想ですが、最初にfreeeの仕組みなどを廣升さんにレクチャーしてもらったこともあり、非常に簡単に、そしてわかりやすく使うことができています、一度しっかり覚えればとても良いツールだと実感しています。

またAirbnbの税務に関してどのようにしていくのか、ですが、特に悩んだのは下記の点です。

・売上の為替の計算と反映の仕方

・賃貸契約を法人で行う場合と個人で行う場合

Airbnbですが、設定をUSD(ユーエスドル)にしており、受け取りをPayoneerにしています、それを不定期で銀行口座に振り替えるというような資金のやり方をしています。(やり方は何パターンかありますが、私が上記のやり方をしています)

Airbnbでの売上はゲストが宿泊した翌日に指定の口座に振り込まれる仕組みになっていますので、私の場合はゲストが泊まった翌日にPayoneerにUSDで入金があります。この時点で売上になるのですが、USDのため、それをどのように日本円での売上とするのかも悩んでいました。

Payoneerから日本の銀行口座に振り替えたとしても、Payoneer口座に残っている場合は、それをどうするのか、なども発生してしまいます。

廣升さんと相談した結果、下記のようなやり方で売上を計上し、freeeに入力するようにしました。

Payoneerの入金データをエクセルに変換する(もちろんAirbnb側とPayoneer側の金額は一致します)
余談ですが、PayoneerのデータはPDFしかなく、それをエクセルに変換する必要があります。Adobeの有料サービスが簡単です。

エクセルに変換したものに、月間中間為替レートを適用して、日本円に変換する(みずほ銀行の為替データを使っています)
その日本円に変換したものを売上として、CSVに変換してfreeeに取り込んでいます。
さて、そこで売上を計上するのは良いのですが、実際はPayoneerから日本の口座に振り替える際に、Payoneerにも手数料は取られていますし、為替によっては為替差損や差益が発生しています。毎日Payoneerから引き出すわけでもないので、その計算をどうするか、です。

Payoneerの手数料は通常2%ですが、手数料や為替も混ざった状態で手数料が引かれて銀行口座に振り込まれますので、少し厄介です。ただ、支払い手数料についても、為替差損についても同じ費用であることには変わりがないので、それを同じ支払い手数料として費用計上することで手間を省きました。

例えば、100ドルの売上があった場合、月間為替レートが1ドル120円とすると、売上として計上するのは12,000円です。ただ、100ドルをPayoneerから日本の銀行口座に振り替える処理をした場合に、引かれる金額は手数料2%と振り替えた際の為替の影響があります。100ドルのうちの2ドルが手数料で、98ドルを日本円に振り替えるのですが、その日のレートが1ドル120円と変わらなければ、11,760円が振り込まれており、その差額の240円がPayoneerへの支払い手数料になります。

為替レートが変わった場合、1ドル100円と円高になった場合は、98ドルだと9,800円になるため、差額の2,200円が支払い手数料と為替差損の合計になります(2ドル200円が手数料で、2,000円が為替差損)というようにして、費用計上しています。

その他にも、個人契約と法人契約の場合の賃貸の計上をどうするのか、などの疑問もあったのですが廣升さんに相談して、解決した後に自分でfreeeに入力というようにやっていっています。

Airbnbをやっている方の多くは、副業という形でやっているのではないかと思います。それらをどのように計上し、確定申告をしていくのか、ということで悩んでいる人は多いのではないかと思います。

そういった方に、freeeを使って自分で入力し、不明部分は税理士に相談できる、というやり方はとてもマッチしている方法だと感じています。

自分で入力することで、経営状態も細かく把握できることができますし、手間も想像したよりも少なかったです。

freeeの使い方や税務での質問なども廣升さんに聞けばすぐに解決しますし、スカイプなどですぐに打ち合わせもしてもらっているので助かっています。

自分で理解した上で、作業系などはfreeeの自動化などで省略できますし、専門的な法人決算などは廣升さんにお願いするなどの、ハイブリッド方式で行うと、コスト面でも自分の理解面でも非常にスムーズです。

女性起業家M様から頂いたレポート

airbnbをやっていての会計や経理業務で悩んだいた困っていたこと

2014年からAirbnbを友人名義で共同事業として始めました。
2015年に入って自分の名義で物件を増やし、また他の友人と共同事業という形で始め、その他個人事業収入、夏に独立をしたり働き方が変化しました。

その中で経理業務について「自分でできるだろう」と安易に考えていて会計ソフトfreeeを登録したまま、後回しに考えていました。

しかし、いざ実際に手を付けてみると、自分名義で借りている物件と友人名義で借りている物件があって、個人名義の物件をどうしたらいいのか、処理は法人になるの疑問が出てきました。
それぞれの利益を折半したり割合で分けたり、入金口座が分かれていたり複雑になっていました。

個人でAirbnbを運営している友人や、会社経営をしている方に聞いてもいまいち把握しておらず誰にどう聞いてい良いかもわからない状態でした。

税理士の方にお願いするほど売上も高い訳ではなくお願いすることをためらっていたのですがネットの検索で「Airbnb 税金」など色々検索して廣升先生のサイトにたどり着き、実際にAibnbの会計処理をされているご経験がおありだったこと、お問い合わせをしたところご快諾いただきました。

数字や会計が苦手な私にも図を用いてわかりやすく教えていただき、理解が浅そうなところも質問して確認してくださったため、一つずつ理解を深めながら進めることができ、理解ができて楽しく学ぶことができました。自分中で苦手意識もだいぶ薄らぎ、積極的に活用したいと気持ちが変化しました。

下記は、思考の整理も含めて箇条書きで書きだしてみました。

freeeの有料会員にしていたのに、freeeを半年近く使っていなかった理由

  • 何から手をつけていいかわからなかった
  • 仕組みを理解していなかった
  • 会計の苦手意識もあり後回しに

現在のエアビーの課題

    • 物件契約の名義は自分で、オペレーションが友人(外注)、掃除も外注、でも売上を会社につけたい時
    • 個人名義の物件家賃はどのような処理になるのか?
    • 経費の処理などどのようにしたらよいのか。
    • 個人でどのように確定申告をすればよいのか(個人、副業の方が多いと思います)
    • USDで、直接銀行口座へ入金の設定にしていたため、都度レートが違う等為替や手数料の問題。
    • 会社に副業がバレずに申告したい方も多いのでは
    • Airbnbからの入金がぺイオニア、ペイパル、銀行振込といったように人それぞれことなること

会計税務の考え方ややfreeeの自動化のレクチャーを聞いてみて

  • レクチャーをお聞きして、もっと複雑な入力や知識が必要かと思っていましたが、会計がよくわかっていない私にもわかりやすく教えていただき、理解できると楽しくなり会計がより身近なものになりました。会社だけでなく個人の会計にも適用して家計簿のような管理もできればと思っています。
  • 口座を大きいお財布のような考え方をすることによってよりお金の流れが可視化され、今後の経営にも生かすことができそうです。

 

 

鈴木真司様からいただいたレポート

Hello!

はじめまして鈴木真司(すずきしんじ)と申します。私は離婚後物置部屋になっていた自宅の空き部屋をAirbnbに提供し始めたのをキッカケに、現在はもう1軒マンションを運用し、どっぷりAirbnbホストにハマっている個人事業主です。
今回お世話になった廣升さん&freeeのメリットと最近何かと話題になってきたAirbnbの魅力について率直な感想をご紹介させていただきます。
なぜ廣升さんを選んだのか?
世の中には税理士と名乗る方はたくさんいらっしゃいます。実際私もこれまで何人かの方とお会いしたこともありました。そんな中グーグル検索で出会った廣升さんは直感的に「従来の税理士さんとは違う」と感じました。

・税理士なのに家族を前面に出したブログ
・個人事業主やスモールビジネスに特化している
・パン屋から税理士という異色の経歴

ひとことで言うと、俗に言う「士業」の方々に対して「目に見えない敷居の高さ」を感じていた私にとって、廣升さんのUSPが私にピッタリだったということだと感じています。

実際どうだったか?
1.とにかく早い!
2.解りやすい!
2.フレンドリー!

1. とにかく早い!

実際に初めてメールで相談依頼を送ったところ、直ぐに返信をいただき数日後には東京都港区芝の事務所で初回レクチャーを受けさせていただくことが出来ました。その後もこちらからの質問に対してはチャットを通じてクイックレスポンスをいただけて非常に助かっています。
従来の法人契約に縛られた税理士さんだったらこうはいかず、ひとつひとつのレスポンスに時間がかかり個人事業主のこちらは待たされてイライラしていただろうなと考えると本当に廣升さんで正解でした!

2. 解りやすい!

実は私は前職でIT関係の営業を務めておりました。それも宿泊業向けの予約会計管理システムを扱っていたので、最低限のシステム知識と複式簿記の概念も持ってはいました。
そんな私に対して、freeeのレクチャーの際、「システムの機能説明」でなく「概念と運用」をベースにレクチャーいただいたのはすごく解りやすかったです。
具体的に言うと、「このボタンを押すと何がどうなる」といった機能の説明より、図を使ってシステム全体の概念をとらえてから、実際にこのアクションで事業に関わるどの数字がどこにどう影響するのかを教えていただくことで、簡単に先々の運用イメージを固めることが出来ました。
私自身が前職で「システムは機能より運用が肝」と判っていたので、先々の運用を第一に考えたレクチャーは非常に有益でした。

3. フレンドリー

私自身も子育て重視で個人事業主を務めているので、前述の通り税理士なのに家族ブログを前面に出している廣升さんの人柄に最初から親近感を感じていました。個人で関係を持つ以上、相性の悪い方と一緒に仕事をするのは双方に取って得策ではないですからね…
そしてそんな廣升さんは想像通りフレンドリーな方でした!
実際、今月は毎月私の家で開催している外国人ゲストとの異文化コミュニケーションパーティーに奥さん息子さんと一緒に家族でご参加いただき慣れない英語で楽しんでいってくれました!
奥さんも廣升さん同様フレンドリーな方で、こうやって名刺を超えたお付き合いが出来るのは今後のお付き合いを考える上でも非常に嬉しかったです

さらに、そのパーティーには廣升さんのクライアントでエアログ(http://yamaguchi-r.info/)い
う、「Airbnbのホストを実際に訪問してブログで紹介する」といった、おもしろいことを始めている
方にもご参加いただき我が家のパーティーを体験いただきました。

私はこれからの時代、組織に縛られずに個々人の個性を活かすことで新たな価値を生み出せると
考えています。だから、様々な個人事業主をクライントに持つ廣升さんとのご縁は、今後もそんな
様々な個性を持つ方々との関係を広げられる可能性があるのではないかと楽しみに感じています。

Airbnbの魅力

2015年は日本におけるAirbnb元年だったと感じています。最近は良くも悪くもニュースで取り上げられるようになってきました。そんな中、1ホストである私が法律的なことを論じる立場にはないので、ここでは外国人ゲストのエピソードを交えつつ、今年一年で約150組述べ300人弱のゲストを受け入れさせていただいた私自身が感じているAirbnbの魅力をご紹介させていただきます。

1. 英語は「話せない」のではなくて「話す環境がない」だけ
2. 出会いが出会いを生む「世界に拡がる友だちの輪」
3.世界の中の日本人「外を知ってこそ初めて判る内の良さ」

1. 英語は「話せない」のではなくて「話す環境がない」だけ
今でも充分ではないですが、去年まで私は全く英語を話せませんでした。街で外国人を見かけても「声を掛けられたらどうしよう~」って避けて通っちゃうみなさんと同じレベルです。
でも、一年で明らかに変わりました!日々世界中からやってくるゲストとGoogle先生片手にコミュニケーションを重ねてきたことで、最近では簡単な自己紹介や日常会話はGoogle先生なしでも英語でコミュニケーション出来るようになってきました。

「日本人は全員中学高校6年間英語を勉強しているけどしゃべれないんだよ。」
「なぜなら、日本の英語は受験のためだけで会話のためじゃないから。」

彼らに伝えると苦笑いします。でも彼らは必ずこう付け加えてくれます。

「シンジは話せるじゃないか!実際こうやって私たちとコミュニケーションしているじゃないか!」

要するに「英語を話す環境がないだけ」なんですよね?現に、我が家の6歳の息子も毎日誰かしら外国人がいる生活があたり前の環境になったら変わりました。

まだ受け入れを初めて間もない頃、息子に聞かれました。

「ねぇねぇさむいって英語でなんて言うの?」

こんな感じで、英語を耳にする環境が身の回りにあれば興味も湧いてくるものなのですよね?そんな息子は今では私が教えなくてもゲストと簡単なあいさつは交わしています。

お土産のチョコレートをもらったら「さんきゅー」
朝起きたら「ぐっもーにんぐ」
駅でバイバイするときは「しーゆー」

発音なんて関係ありません。面と向かって伝えれば何とかなるものです。これから息子がどんな人生を歩むかは判りませんが、少なくともグローバル化だの何だのと言われる時代を生きる前に、身近に英語がある環境を経験させられているのは親として良いことだと感じています。

2. 出会いが出会いを生む「世界に拡がる友だちの輪」
今年Airbnbとは別に海外の高校生ホームステイも受け入れました。
インドネシアの高校生は東南アジアからの留学支援を行う日本政府の外郭団体が招いたゲスト。というのも実は我が家のAirbnbでのファーストゲストがその団体職員とFacebookで繋がっていて、ゲストがその日本人職員を紹介してくれたおかげで留学支援事業に協力することになりました。

また、フランスの高校生はスウェーデン本社の世界的留学支援会社の受講生。夏に3週間日本に短期留学する際にホームステイ先を探していたスタッフの方が私のAirbnbリスティングを見て協力要請してくれたおかげで彼の短期留学に協力することが出来ました。

このようにAirbnbをキッカケとしてその先に様々な繋がりが生まれています。

また、我が家は複数のゲストが同じ日に別々のベッドルームに泊まるゲストハウス方式で運営しているので様々なゲスト同士の交流も生まれています。

・チリから初来日した陽気なラテン女性と息子
その日は台風上陸で悪天候。成田到着時刻は聞いていたのですが想定していた時間になっても一向に最寄り駅に現れないゲスト。荒れる天候の中1時間おきに駅に迎えに行くも中々会えず心配は募る一方。夜8時を過ぎいよいよ雨風が強くなった時に私の携帯に届いたメッセージを見てビックリ!
「私は既にあなたの家にいるわ!」
そう!彼女は私が駅で待っている間に入れ違いで自宅まで歩いてきていた!しかも駅周辺でWi-Fiを探して歩いていた所、既に我が家に宿泊していたドイツ人ゲストが「もしかして君はシンジのゲストじゃないか?」と声をかけて我が家まで案内してくれていたんです!

もちろん私はドイツ人ゲストに御礼を伝えて、ご褒美に日本のビールをプレゼントしました!ところが陽気なラテン女性は「私はラッキーなのよ!」って笑わせてくれました。

他にも我が家では毎月パーティーを開催したり、気の合うゲストとは一緒に飲みに行ったりしているので様々な交流が生まれています。ほとんどのゲストがFacebookを持っていて友だちとしてつながっているので最近では私のタイムラインは彼らの英語や母国語でのレビューが増えてきています。

今後は、そんな我が家を訪れてくれたゲスト同士がお互いにおすすめ情報をシェアできるようなコミュニティを作っていけたら今まで以上にゲストも喜んでくれるだろうななんて考えています。

そして、最終的には世界中に友だちが出来て、いつの日かそんな世界中の友だちの家を訪ね歩く世界一周旅行も夢じゃないかもと妄想をふくらませています!

3.世界の中の日本人「外を知ってこそ初めて判る内の良さ」
この一年間で実に35ヶ国の国々からゲストがやってきてくれました。
韓国、中国、台湾といったアジア諸国はもちろんのこと、ドイツ、フランス、スペインといったヨーロッパ各国、珍しいところではイスラエルやドバイといった中東諸国など。アメリカ発のサービスなのにアメリカ人が少ないのはおもしろいところですが、ホントに世界は広い!

「僕らは日本人がうらやましい!日本人になりたいよ!」

これは今でも覚えている韓国人大学生のことば。私は彼らとの会話の中で「君たちは卒業したらどんな仕事をするの?サムスンでエリートビジネスマン!?」なんて冗談交じりに話していたらこのことばを返されました。

ご存知の通り日本のおとなり韓国では「兵役義務」があります。彼らは日本のアニメ大好きで毎日アキバでフィギアを買っていたような日本で言う草食男子。「軍隊」とか「兵隊」といったことばとは最も結びつきにくい男子でした。

でも、彼らの国は「休戦中」だから、全男子が2年間兵役を務めなければならない。そんな彼らから見ると「兵役がない日本はうらやましい」

私はそんなこと気にも掛けずに聞いた自分がいかに「平和ボケ」しているかを知りました。

「テロがあっても僕のモチベーションは下がらない!必ず日本に行く!」

あの悲惨なテロの後に、わざわざこんなメッセージを送って実際に我が家に来てくれたフランス人ゲストからも改めて平和の尊さを教えてもらいました。
「世界の中の日本人」

失われた20年。自殺者3万人。格差拡大…
バブル崩壊以降、豊かさや自信を失いつつある日本。でも世界の人々からみると日本は素晴らしい国で日本人は豊かなことは間違いありません。実は、私は普段Airbnbのホストの傍ら心理カウンセラーとしても活動しています。そんな関係もあって心理的な面からもこれからは世界中の人々と接点を持つことはこれからの日本人にとって有益だと感じています。

・電車で眠れる日本人
シンガポールのゲストが驚いていた。私の国だったら間違いなく身ぐるみ剥がされて盗まれる。日本はそれだけ安全なんだ。
・何でも自販機で買える日本人
ドイツのゲストが驚いていた。日本語学校の教科書で見たことがあったけど、本当にたばこやビールまで自販機で買えるのは日本だけだ。
・日本は安くて品質が良い
世界中のゲストが驚いています。ちなみにダイソーは今や世界中のゲストが知っています。他にもワンコインでおいしい食事が食べられることもないし、香港、韓国、シンガポールはじめ世界中の大都市に比べると日本の住宅は信じられないくらい安いようです。その昔日本の住宅は「うさぎ小屋」なんて例えられましたが、今では海外の家の方が高くて狭いのが常識なんです。だからAirbnbのような「シェア」という文化も必然的に生まれてくるようです。

他にも数え上げたらきりがありませんが、私はこの一年間でこんな話を沢山聞いてきました。そして、いかに我々日本人は今まで「日本のことしか知らないで来たか」ということを痛感しました。

でも、これは自信と豊かさを失いつつある日本人にとってチャンスだと感じています。

「外を知ってこそ初めて判る内の良さ」

技術が発展して、経済がグローバル化した結果、国境や国籍といった従来の枠組みが意味をなさなくなりはじめています。そんな中で我々日本人も英語が話せないからと閉ざすのではなく、オープンに彼らとコミュニケーションすることで、異なった視点、広い視野に気付くことが出来るはずです。

2020年オリンピックパラリンピックに向けて今後も益々訪日外国人は増えると言われています。でも私の個人的感覚では彼らにとって2020年は関係ありません。純粋に日本という国に魅力があり続ける限りより多くのゲストが日本にやってくるような気がします。

そんな彼らに日本の魅力を提供し続けられるよう、今後はより一層日本人との交流を実現できるようなホスト運営を続けていきたいと考えています。

鈴木真司
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