visasQ(ビザスク)というスポットコンサルを使った感想と大きな可能性

ひとり税理士 ビザスクというスポットコンサルのクラウドサービス

visasQ(ビザスク)というスポットコンサルのクラウドサービスを使って感じた大きな可能性

先日とある、ベンチャーの起業家達が集まる交流会に参加してそこで名刺交換をさせてもらって面白いサービスがあるなと思ったのが、visasQ(ビザスク)というスポットコンサルのクラウドサービス。

visasq
早速使ってみた感想と、このサービスはすごく大きな可能性があるなと感じた話を少々。

visasQ(ビザスク)のサービスについて少々

このサービス、全く知らない方の為に概要だけ解説すると…というか自分もサービスの全容が理解できているわけではないので10分程度で調べた限りですがスポットコンサルというのはノウハウのクラウドソーシングサービスみたいな感じです。
このサイト升メディアでは、別の投稿で紹介したようにサイトのデザインやイラスト作成や単純作業などについて、多くのメンバーをクラウドワークスというサイトで外部のデザイナーに発注しながら作成を進めています。
クラウドワークスの登録者は主に、デザイナーやシステムエンジニアやライターさん。あとは、子育てなどの空いた時間に小遣いを稼ぎたい在宅ママなどが中心です。
まぁ登録している方は様々ですが、一般的には成果物は目に見えるものです。
例えば、ロゴやイラスト、ホームページの作成、文章や単純作業にしても目に見えます。
対して、このビザスクとうサービスでの成果物はノウハウや経験の話が提供されてます

ひとり税理士 図解
自分が、今回このビザスクを利用してスポットでの話を聞きたかったのが、最近盛り上がりを見せてきているairbnb(エアビーアンドビー)という、サービスを実際に活用しての面白さや問題点、会計や確定申告を含めて税金回りをどの様に起こっているかの生の声を聞きたかったという事。なぜかというと、今廣升健生税理士事務所で税務顧問などのお手伝いをしているとお客様で複数の方が
airbnbはじめたんですね。それで、サービスの概要を知るためにこんなモニターも募集しています。

Flat shopping icons set
そこで、ビザスクで検索してみるとairbnbについて数年前から活用している山本博様(リンクはビザスクの登録ページ)が登録されていたので、即日アポイントを取り、Skypeで1時間ざっくばらんにお話をいただきました。
話を伺った内容は、A様のノウハウの話なのでここでは多くの話は出来ませんが、結論からいうとものすごく有用な1時間でした。
A様は3年前から、airbnbを活用していて話の中でとても興味深かったのが、どんなトラブルがあったかという経験談そのトラブルが起きないようにするために心かげている話でした。
要はクラウドのサービスで世界中の旅行者(ゲスト)と住居を提供する者(ホスト)をつなげても所詮利用するのは人だからリアルな人付き合いを軽視しているとトラブルになるし、そこを常に大事にしているかの違いだという話で、これはクラウド会計を使って会計税務のサービスを提供している自分も全く同じ話だよなぁと途中からそんなビジネスの本質の話に脱線しての1時間でした。

ノウハウにこそ価値があると知っている人には断然オススメ

ちなみに、Skypeで1時間A様にお話をお聞きしたビザスクに支払った報酬は7,000円です。
これを安いと感じるか高いと感じるかは、人それぞれかと思います。
自分は、今回の山本様に話を聞けたのは激安だったと感じています。(サイトでの他の報酬の相場は7,000円~20,000円程度なのでそういう意味でも安いのですが・・・)
最初に話にでた、クラウドワークスが基本的に成果物が見えるので一見こちらの方が価値がありそうですが、そうではないんですよね。例えば、クラウドワークスでサイトに使うバナーなどを発注しても、日本在住のデザイナーだけでなく海外の優秀なデザイナーからの提案もあります。
そのクオリティーは日本のデザイナーと変わりませんが、提示してくる報酬額は日本のデザイナーの半額程度だったりヘタすると四分の一位ということもあります。
目に見えるものは価値が分かりやすい反面、世界中のクリエーターが作れるから需要と供給のバランスが崩れて、価値が極めて低いものになってしまっている。
で本当に価値のあるのは目に見えないもので、それはインターネットがこれだけ発達してもなかなか表に出てこない。
例えば、自分のサイト升メディアでは、周りの同業者や初めてお問い合わせを頂いた方からこんなにクラウド会計関係の情報を開示してしまって大丈夫ですか?と異口同音で言われます。
要は、皆さんにとっては、商売のタネを開示してしまって大丈夫なんですか?というニュアンスの質問だんでしょうが、サイト開示しているものなど、自分の経験やノウハウの10分の1にもなりません。
もちろん、情報として開示出来ないような内容。例えば、本当のところクラウド会計ソフトってfreeeとMFクラウド会計どっちがいいのとか?全然使えないところとか、アップ出来ない内容も多々あります。
ただ、それよりも自分のノウハウとは相手の会計や税務の理解度、経営の状況等を総合的に判断してのレクチャーやアドバイスであるので、そのノウハウはどんなに文字情報でアップしてみても提供できないんですよね。
これって、例えばカリスマ経営者の本を読んだり、セミナーに参加したり、異業種交流会に参加しても、もちろん本では名言や考え方は吸収できても、やっぱり生の声には勝てません。
じゃぁセミナーに行っていち参加者として話を聞くだけであったり名刺交換をいくらしても深い話をじっくり腰を据えてなんてことにはまずならない。
だからこのノウハウが必要な人とノウハウが提供できるマッチングサービスは革新的だなぁと

ノウハウに価値を感じるならどんどん活用すべし

自分が最近事務所運営をしていて感じているのは、外部の本物のノウハウ持っている人のアドバイスを積極的に活用していうことです。
どうしても、事務所での活動での価値観の中にいるとどんどん世界が狭くなってくるんですよね。
これは多分自分のような個人事務所だろうが大手の企業で働いていようがさほど変わらなくて、やっぱりお付き合いのある業種や価値観てどうしても居心地のいい付き合いになったり、価値観の合う人ばかりの付き合いになるので、だんだんと外の世界が見えなくなる傾向があります。
それは、結構危険で常に時代がどう変化しているかを意識しながらサービスを考えていく必要があるなら、しっかりとノウハウを提供してもらう対価を支払って自分のビジネスに活用していくことだったりするんですよね。
なので、これからクラウドワークスと両輪でビザスクを利用していこかと思っています。

visasQ(ビザスク)に期待すること。量より質ね!あと名前

このビザスクというサービス、まだ立ち上がって2年程度らしいですが、今のところ面白そうなノウハウを持った人が登録している印象を受けます。
ただ、サービスが拡大してきて認知がされてくると、有象無象のノウハウ持ってますよ詐欺みたいなのも増えそう…
ノウハウって形のないものだからそこが怖い。でもベンチャーで収益も上げていかないとVC(ベンチャーキャピタル)にやんや言われるだろうから、規模も拡大する必要があるという中でどんな戦略を取るのかは楽しみではあります。あと個人的には思うのは、名前が覚えにくい…濁点が2つ入る造語って!と思います…。名前って大事なんですよね。クラウド会計ソフトのfreeeってそこがうまい。名前で勝ってるもん他のクラウド会計ソフト達に

自分もビザスク始めようかと

だらだらと話しをしてきましたが、自分もノウハウ提供できることがあるので、ノウハウを提供する側としても登録してみようかと思っています。
今考えつくのだと

  • パン屋が税理士になる為の勉強ノウハウ
  • クラウド会計freeeとMFクラウド 合わせて100件以上のクライアントに接してわかった事
  • freeeとMFクラウド本当のところどっちがいいの?
  • 税理士でgoogle検索1位になるための戦略的コンテンツSEO(どんな業種にも応用可)
  • 税理士というニッチコンテンツのみで月間10万PVサイトの作り方
  • PVは少なくてもgoogle検索に愛されるコンテンツ作成方法

こんなところでしょうか。近日登録してみます。(*´艸`*)

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