独立開業すぐの税理士が異業種交流会に参加して『人脈』とは何かを考えた話

異業種交流会に参加して『人脈』とは何かを考えた話2

独立開業すぐの税理士が異業種交流会に参加して『人脈』とは何かを考えた話

2013年の独立すぐに、異業種交流会に参加したことがある。まずは、人脈?みたいなのは独立後仕事がなければ、まず考えることで多分にもれず自分も考えた。参加費は、3000円。

結論から言えば、名刺配っただけで売上に繋がるような効果はなし。あったのは、開業したての士業を相手にした文房具や事務用品の格安販売の営業担当からの猛プッシュ!
それと、自己啓発系の目的意識を設定して自己実現をする的なスタッフの勧誘。

更には、聞いたことのない証券会社のセールスマン。

早い話、交流会という名の独立すぐの右も左もわからなく仕事がない士業へのセールス活動の場だった。

sales

格安事務用品の販売については、名刺をすごく安く作れるというので一回頼んでみた。100枚1000円で、フォルム加工がされるているので、それはそれ仕上がりにも大満足だったが半年後に再度注文しようとしたらもうすでにサービスを停止していた。

自己啓発のスタッフは、まだ25歳なのに話し方などとてもしっかりしているし、一回お話だけでもさせて欲しいと、いうので承諾したが午後4時頃に出したメールの返事を今見たからといって、夜中の1時に電話してきたので、お断り申し上げた。
証券会社は名刺交換したスタッフが、異業種交流会のあと2度ほどセールスの電話をかけてきて断ったが、その後も事務所にアポイントなしで直接くるし、2014、5年も今度は別のスタッフが訪ねてきて困っている。

本当に繋がりたい人脈とは…

個人的には、異業種交流会では人脈を広げようという動機でいくことが多いと思うが確かに知らない人と出会うという意味では 【人との脈】はできる。

ただ、【繋がりたい人】なのかというとそういう人はいない可能性が高い。

繋がりたい人とは、【自分の力を認めて評価してくれる人】なのだと考える。異業種交流会で知り合った上記の人達は自分をお客様と見ている。言い換えればお金を払ってくれる人。

そうではなく、自分を評価して一緒に仕事をしたいと言ってくれる人、お金を出してもサービスを受けたいと言ってくれる人。そういう人と繋がりたい。

裏を返せば、繋がりたいと思っていても周りに現れない。そんな場がないのは、結局のところ自分に価値が無いからだ。

出会い2

異業種交流会にいきまくっても同じような自分をお客様としか思ってない人達がよってくるだけ、自分の力を蓄えないと繋がりたい人たちとなどは一生出会えないと思いそれ以来異業種交流会には行っていない。ただ、独立して3年少しだけ自分にも力がついてきたので、交流会的なものにも参加しようかなと思っている今日この頃です。

【2015年11月9日分】
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