30『資金の移動』と『取引』は明確に区別する 【テキスト】

資金の移動と取引は明確に区別する。
ここは従来の会計ソフトとクラウド会計ソフトfreee(フリー)の大きく異なる点なのですが、たとえば従来の会計ソフトではレイアウトは複式簿記の取引の登録という形になります。
複式簿記のややこしいところは、たとえば売上の仕訳や仕入の仕訳、借方に現金がきて貸方に売上がくるなど、借方貸方という概念自体も簿記になじみのない方にとってはどちらがどちらとわかりにくくなります。
このように、売上や仕入、相手がある場合と資金が移動した場合。
これでいうと、借方現金貸方普通預金。
いってみれば、通帳からお金を引き落としたという場合、この場合は仕訳で考えると全部1仕訳です。
ただ、相手があるかないかというと、上の2つは当然得意先や仕入先という相手があるのに対して、資金の移動はただ単にお金が自分の中で預金通帳から現金に変わっただけです。
お金のプラスもマイナスもないのに、仕訳が1個必要になってきます。
そうすると、会計になじみのない方は、いってみれば上の2つというのは相手があるので確かに仕訳ができます。
でも、下はお金の移動だけなのになぜ仕訳があるのだろうと、いってみれば取引と一緒なのだろうという形で、ごちゃごちゃになるというケースがあります。
これに対して、freeeの場合は、相手ありの場合には自動で経理でいえば収入の登録。
支出の場合にも、支出の取引の登録。
対して、相手がない場合、いってみれば口座が変わっただけ、普通預金から現金に変わっただけという場合には、口座振替というところで処理をしていきます。
これが大きな違いです。
相手ありの場合には取引の登録、口座の移動の場合には口座振替、という形の2つで処理が変わってきます。
これがfreeeが一般の会計ソフトと大きく違うという形になります。
ちなみに、実際の会計処理自体も違うのかというと、これはまた別の動画でもお話ししますが、口座振替も取引の登録も、実際はfreeeは裏では一般的な会計ソフトと同じ形で仕訳をちゃんと切ってくれています。
なので、freeeは、あくまで会計の知識がない方が通常の取引の登録の際にわかりやすいように、取引の登録と口座振替を分けてくれています。
ただし、実際にやっていることは裏では通常の会計ソフトと変わりませんので、その部分は安心していただければと思います。

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