他の会計ソフトからfreeeに乗り換える

乗り換え作業は”たったの5分”で完了できます

クラウド会計ソフトfreee(フリー)は後発の会計ソフトである為、他の会計ソフトからの乗り換えが非常に簡単です。基本的には最近の殆どの会計ソフトで対応している”CSVデータ”を流用します。
1.使用中の会計ソフトのCSVデータをエクスポート
2.エクスポートされたデータをfreeeへインポート
これで会計ソフトの乗り換え作業をが終了です。2つの工程だけで、他の会計ソフトからfreeeへの乗り換え作業を終えることができます。

図39 図40

乗り換え時の注意点:振替伝票でインポートを行います

freeeの特徴のひとつでもある【取引の登録】の方法は、自動で経理等の次の3つの方法を原則としています。他社のデータを取り込む場合には、全て複式簿記の仕訳を取り込む形になりますので、取込したデータは【決算-振替伝票】から複数の振替伝票を取り込むという形になります。その為、取り込んだデータの区分は振込となります

図41
そしてfreeeの全自動化は【自動で経理】や【請求書の発行機能】を利用して、【入出金管理】と【取引の登録】を一連の流れで扱う形で自動化を進めて行きます。最初の移行させたデータは、あくまで【振替伝票での登録】になりますので、取り込んだデータについては【入金予定】や【消込のマッチング】などは機能として作動していません。また、仕訳帳で確認をして取引の一覧には表示されませんので、この点は留意が必要です。

まとめ

これまでの話しをまとめますと、他社の会計ソフトからfreeeに移行した時は、下図のように【取引の一覧】にデータは反映されません。

 

ここまで読み進めて頂いた皆さんはお気づきだと思いますが-

freeeのメリットは、請求書の発行作業からの一連の煩雑な取引の全自動化です。【取引の一覧】に表示されないということは、入金管理等の自動化が出来ないことを意味します。
これは裏を返すと、従来の会計ソフトでは、そもそもこうした発想すらない為、乗り換え作業を行い、仕訳帳だけにデータが反映され【取引の一覧】データがないと、違和感を感じます。言い換えれば、従来の会計ソフトの機能は仕訳帳に正しく仕訳が記録されているだけということになります。
乗り換えをしてみると、freeeの全自動化がいかに画期的かを実感することができます。