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税理士法人アクセス×廣升健生税理士事務所共同プロジェクト発足

先週10月20日まで全国10ヶ所で開催した、株式会社マネーフォワード様との共催セミナー。
そこで、大阪会場に足を運んでいただいた税理士法人アクセス様と、共同プロジェクトを立ち上げました。
これから、その過程を順次このブログで発信していく予定です。

プロジェクト概要

どんなプロジェクトかというと、一言でいえば

廣升健生税理士事務所のクラウド会計、クラウドツールを活用した事務所運営ノウハウを税理士法人アクセスに完全移植する

というプロジェクトです。

経緯

このプロジェクトの経緯を説明する前にまず先週まで実施した全国セミナーを開催した趣旨から話をします。
廣升健生税理士事務所はクラウド会計の使用を前提としてチャットワークやSkypeなどを活用することで効率的、スピーディーかつ遠隔地でもサービスを提供する前提で、多くのお客様からお仕事をいただくことができました。
ただ、最近感じるのは、業務の効率化を徹底すると、結局人と人とのコニュニケーションの大事さを改めて実感しました。
そうすると、結局やっぱり会計税務の専門家は、遠くより近くにいてくれる方が良いよねってなったのです。

一回転したらやっぱり会計事務所は地場だよね!と

だったら自分が少しでも貢献できることはなんだろう?と考えた時に、クラウドを活用した事務所運営ノウハウが多少なりともあるなら、全国の地元のお客様にサービスを提供している同業者の
皆様に、そのノウハウの一部でも使ってもらえれば、良いよね!という発想で全国を回ったわけです。
そんな事を伝えていたところ、声をかけていただいたのが税理士法人アクセスの代表 鈴木浩文さんとクラウド推進担当の米本貴久さんというわけです。

今の会計業界の課題

個人的には今会計業界全体で、大変革しないといけないと思っています。
【会計業界人材不足の本質的理由とは】でも触れましたが、会計業界全体としてみた場合、税理士試験の受験生の大幅な減少(10年でほぼ半減)を鑑みても魅力的な業界と捉えられていない。
人材不足の原因を紐解いていけば結局のところ【生産性の低さ】です。
その生産性を高くするには、クラウド会計やクラウドツールは必須ということになります。
ただようやく会計業界にも浸透してきたクラウド会計を取り巻く環境は今、大きな問題を抱えています。
自分も含めて、真っ先にクラウド会計に着目しサービス提供している税理士は、多くは個人の税理士か数名程度。
この税理士達、いわゆるアーリアダプターといわれる層は、クラウド会計の有用性、使い方をかなり深い理解し事務所運営に活用しています。
元々、人数が少ないので自分が使い方や活用に仕方を理解すればいいわけで、自分もそうですが、開業して間もなくクラウド会計を使いだした為、今までの他の会計ソフトやしがらみが少ない分、クラウド会計やクラウドツールを
使う前提のサービスが提供できるわけです。
そのアーリアダプターの層には、一通り普及が完了し今は、アーリマジョリティと言われる層への普及に各クラウド会計ベンダーは、頑張っている。
でもここに大きな問題がある。
この層。10人~30人位の比較的中規模以上の税理士法人。この位の規模の会計事務所は、多くの場合事務所開設後10年以上であり、事務所スタッフの業務の流れが一通り完成しています。
そして、様々な会計ソフトや、管理ツールなどが既に入っています。
この中に、クラウド会計を導入しても、多くの場合はあまり効率化を実感できません。
なぜなら、クラウド会計の使うメリットなどを正しく理解していないで、ツールさえあれば効率化できると考えているからです。
今回話をいただいた税理士法人アクセス様は、その例で言えば、かなりクラウドツールでの事務所内の効率化は進んでいる。ただ、それでもまだ完成形には道半ば。

MFクラウド会計を導入して、一定の効率化はした。ただ従来のインストール型の会計ソフトに比べて、天地がひっくり返るほど効率化しているかというとそうでもない。と※ちなみにうちは天地がひっくり返るほど効率化しています
おそらくこの課題を抱えている会計事務所は本当に多いと思います。
事務所にクラウド会計入れはいいけど、あまり効率化した気がしないって声。最近、異口同音に聞きますから。

解決方法

税理士試験を勉強したことがある方に質問です。
法人税法(所得税法でもいいですが)を、大原やTACなどの税理士試験の専門学校のテキストやカリキュラムがあったとして、そのテキストと、カリキュラムだけ渡されて、独学で試験に合格できる自信はありますか?
多くの方は、そりゃ無理だ!と言うと思うのです。
何が必要なのか、それは講師だと思います。テキストやカリキュラムを適切な時期に適切な解説をして、合格まで導く講師がいないと行けないわけです。
で、これ、難しい試験であればあるほど、いつ何をどれくらい勉強するかを指示する講師が必要なのです。しかもその講師は当然ですが、法人税法を勉強して合格した講師でないといけませんよね。
法人税法を勉強したことがない人が、合格する道筋を描ける訳はありませんから。
話をもどして中規模以上の税理士法人でクラウド会計を導入してもどうして効率化を実感できないのか。
それは、この税理士試験の話と同じで、クラウド会計を入れてどう効率化がされるかがイメージできていない。つまりまず、そもそも効率化のゴールを目指すテキストやカリキュラムがない(又はあってもぼやけている)
そして、致命的なのが、いつどの段階で何をすればいいのかを提案できる人材、つまり講師がいない。

あ、ならここにいますよ。わたくし廣升健生。クラウド会計を知り尽くして事務所の運営もしてますし、前職は30人程度税理士法人で勤務税理士をしてましたので、会計事務所のどこに生産性の低さがあるのか、今ならもの凄くわかりますしね。

だったら、税理士法人アクセス様のクラウド会計、クラウドツールを使った驚天動地の業務効率化、生産性向上の講師を引き受けさせてください。となりました。

プロジェクトの経過は逐一開示していきます

このプロジェクト、昨日たった一日(10月26日)で発足しました。ただ、9時間近くも税理士法人アクセス様に滞在して、あーしたらどうかこうすればいいか、効率化の目的地はどこに設定するかなど、喧々諤々したのです。
そんな話の中で、このプロジェクトは、一中規模の税理士法人の効率化の事例というだけではなく、この過程を発信することで、広く全国に同じ悩みをもった会計事務所様に、使ってもらいましょう!
となりました。ということで、この過程は本ブログで逐一開示していきます。
おそらく、うまくいくこともあれば、なかなか効率化が進まず、苦労することもあると思います。
税理士試験の例えをまた出せば、一応の建前はテキスト、カリキュラム、講師は廣升健生税理事務所、受験生は税理士法人アクセスのスタッフの皆様
ただ、自分が構築したノウハウを、20数人規模の入り組んだ業務の中にどう適用していくのかは、未知数なので自分も時に生徒になり教えてもらいながら勉強し一緒に成長させていただければと思います。
税理士法人アクセスの皆様よろしくお願いいたします。また、このプロジェクトのブログ発信乞うご期待ください。

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