合格する気がしない法人税法などの税法科目について

税理士試験で合格する気がしない法人税法などの税法科目について

100廣升デフォルト

どうして4科目以降が合格できそうにないのか?もう少し突っ込んだとこ、教えてください。

our04

えーっ、前回もそうでしたけど、できない理由を書くのって、後ろ向きな気がして、あんまり好きじゃないんですよね。

121廣升

1年目に消費税法の不合格の話とかT受験2年目以降の税理士試験は合格出来ないのに、TAC内では幅をきかせている上級生の話とか、もう少し何かあるでしょ?現役の税理士試験受験生はそこ聞きたいと思いますよぉぉ。

our03

古傷をえぐりますね(苦笑)

税法1年目に消費税法の敗北で味わったこと

1年目の消費税法の不合格で、味わった敗北感のイメージは、「やっぱり」と「どこまでやればいいのか?」でした。

「やっぱり」の部分では、自信が持てなかった理論暗記と、その自信のなさがしっかりと現れた「過緊張による手の震え」です。プレッシャーに対して成果が出せていないことは、自分でわかりますから、ただでさえない実力がさらに発揮できなくなる悪循環です。

この年は、自らのブログ記事『税理士試験受験3年目』の記事でも書いていますが、5月の直前期にストレスから寝不足気味なり、弱ったところに風邪をひきました。さらに追い打ちを掛けるように、胃に引きつるような痛みが走るようになり、受診した結果、「過敏性腸炎」と診断されました。
自らの環境から選択したことですので、言い訳のしようも、必要もないことですが、勤めたり、辞めたりは、環境を大きく変えます。

そして、このような事態を招きました。

「必ずやる」との「覚悟」とともに、「与えられ、自ら作り出した環境でベスト尽くす」という「割り切り」ができないといけないということが、体験としてわかったと思っています。
この体験は、自らの「中途半端な準備」が招いたことではありますが、常に完璧な準備ができるはずもない現実の中で、どのように「事実」を自分の中で「位置づけていくのか?」ということの訓練となりました。
そして、1年目ダメだったとしても、諦めずに最後まで努力したことが2年目につながっているとも感じています。
自らの失敗ではありますが、「身体」と「メンタル」の双方を含んだ体調管理は、重要だと知りつつも、うまく実施できなかった好例だとも思います。

次に「どこまでやればいいのか?」ですが、これを中途半端に始めたことは、失敗だったと思っています。暗記に関して、どこまでのレベルに達すれば、合格できそうなのか「自らが合格できそうな」または「自分が合格できる」イメージを持てないまま、消費税法の学習を始めてしまったことです「ただの勘違い」との差が紙一重なので、具体的なものを提示することが難しいのですが、誤解を恐れず、敢えてシンプルに例えれば、「泳げる」イメージのないまま、プールに飛び込んでも「溺れる」だけだとわかります。やはり、合格者から聴く、合格に必要レベルの暗記状態のイメージに加えて、現在の自分とそのイメージの溝を埋める具体的な手法をしっかりと把握し、実践できている自分を、脳裏でイメージできるようになってから、計画を立て、臨むべきでした。

精神論だけになりそうで、あまり好きではないアプローチなのですが、やはり「イメージトレーニング」的なものは重要だと思っています。
現時点でできないまでも、「できている自分」をイメージして、それに近づけ行こうと日々意識することは、自らのセルフイメージを高め、自信を持って、対処できるようになっていくために、非常に重要な要素だと感じています。

TAC内で幅をきかせている上級生の話とか

廣升さんからは、このようなリクエストを頂きました。
実は、消費税法の初年度受験時には、周囲の受験生とあまり交流を持たなかったので、知る機会はありませんでした。
4科目以降の合格に関して、私が、「猛者」だなと感じているのは、すでに合格した先生方とオフ会で知り合ったことによるものです。知り合った先生方からお伺いできた受験体験の端々から、これは「まともにやっても勝てない」レベルでの差を感じました。

会話での頭の回転しかり、記憶力しかりです。

ここは敵のイメージを高くしすぎな部分があるかもしれず、自信を持って言い切れる事ではないのですが、やはり仕事しながら5科目合格された先生方からは、受験年数にかかわらず、「パワー」を感じます。競争試験である以上、現役の受験生は多かれ少なかれ、合格した先生方に近い何かを持っていると考えるのです。

全く勝てないとまで思っているわけではありません。

4〜5年という話であれば、自らを高めることにより、近いイメージに持っていくことは可能だと思っています。
しかし、2〜3年で確実にそのレベルにまで高めた上に、環境変動などの影響を受けず、受験集中し続けられるかどうかという観点から考えると、やはり、難しいと言わざるを得ないと感じます。すでに4年を費やしました。

これからさらに4年以上を費やし、年1回の勝負に精力を注ぎ込みつつ、仕事もやっていくということには、不可能ではないながらも、少し無理があると考えました。

もう少し具体的な話

イメージの話ばかりだと参考にならないと考えましたので、数字も交え、もう少し具体的に税理士試験を分析してみたいと思います。
私は、チャレンジの全体像をつかみ、ある程度の事前予測を行った上で、挑戦し、PDCAサイクルを回すため、適宜、振り返りを行っています。
ここで大切なのは、過重な負担にならない工夫をした「日々の記録」と「振り返り」です。
また、廣升さんから、「消費税法」の1年目、2年目のTAC内での順位を知りたい」とのリクエストを頂きました。ただ、皆さんご存知の通り、年明け1月の開講直後と、5月以降の直前期では、脱落者が続出し、大幅に受講生が減ってしまいます。

順位だけをシンプルに捉えて判断することはできません。
そこで、大原でも同様だと思いますが、TACでは上位何%であるかがわかるように、「得点分布表」が配布されています。自らの得点を分布表に照らして、次の「成績推移表」を作っていました。

この結果に単純に一喜一憂してはいけないのですが、この推移を俯瞰的に捉えることによって、自分自身のポジションをかなりの精度で把握できるようになります
初年度は、「追い上げ型」になっていますが、2年目は「先行逃げ切り型」の線形となっていますので、かなり分かりやすいと思います。

これだけ見ても、全体像がわかりませんので、全国模試の受験者数などから、初年度は、次のように合格圏を予測していました。

平成26年度の大原、TACの消費税法受講者数と模試及び答練の実施結果に基づく現状分析

・大原の直前対策模擬試験第2回(平成26年7月11日公開)
受験者数:1,563人
・TACの直前完成答練第第4回
受験者数:1,383人
・合計2,946人・想定受験者数:10,000人×想定合格率:12%×全体に占める想定合格者割合:90%=大原及びTAC受講者での推定合格者数:1,080人
→上位約36%程度が合格できる想定となる。したがって、TACでは上位500位以内の確保が合格圏と考えられる。
当然、この成績では、初年度は受かりませんし、2年目も「確実」とは言えないラインを言ったり、来たりしています。
次に受験するとすれば、「法人税法」のつもりでしたが、「消費税法」で突き抜けられないのに、「法人税法」を初年度突破できる自信は全く持てないことは、お判りいただけると思います。
根性論ではなく、多少は伸び代があるとしても、過去の実績に基づいて、そこは「他の人も同じ」だと考えます。ご参考までに、2年目は次のように予測していました。

全国模試結果分析メモ_20150710

・平成26年度(第64回)試験:
1)TAC模試受験者数:2,369人
2)本試験受験者:9,713人
3)合格者:1,001人
・平成27年度(第65回)試験:
1)TAC模試受験者数:2,332人
2)本試験受験者数:想定9,700人
3)合格者:想定1,000人→今年もTAC&大原の受講者数合計が約3,000人弱だと仮定し、合格者数の90%が受講者だと仮定すると、上位約33%が合格圏内と推定される。

なお、発表がありました平成27年度の税理士試験「消費税法」の結果は、想定よりもかなり合格率が上がって、次の通りでした。
・平成27年度(第65回)本試験:
1)受験者数:9,249人
2)合格者数:1,215人
3)合格率:13.1%(平成26年度は、10.3%)

 まとめ

our03

今回は、テーマ自体がネガティブな話でしたので、内容もネガティブ気味な話となってしまいました。正直、書いたほどにはマイナス思考では捉えていないつもりですが、シンプルに「自信を持てない」だけと言ってしまっていい内容です。ただ、「できるイメージ」を持てることが大切だと言っておきながら、「できるイメージ」もないのに挑むのは、「匹夫之勇」に過ぎます。また、仕事をしながら、大学院に通い、修士論文を通すことも、決して楽な作業だとは考えていません。あくまで、「税理士試験の税法残り2科目合格」と比較すれば、「短期に達成できそうだ」と感じているにすぎません。

103廣升嬉しい

「匹夫之勇」とは大浦さん、いいえて妙な四字熟語使いますねぇ。自分も【税理士試験に合格の為の一番のスキルは 自分の身の程を知ること】で書いてますけど、税理士試験は自分に置かれた環境(経済面や、家族、仕事など)と自分の勉強能力を冷静に判断して、最善の策を講じる必要がありますから、時に保守的な策をとるのは最善の方法だと思います。孫子の兵法だってまず負けない戦をするためにどうすればいいか考えますからね。

4大特典付きメルマガ登録募集中

廣升健生税理士事務所のメールマガジン登録を大募集中です。
こちらのメルマガに登録いただくと廣升税理士事務所のコンテンツが発信された際にメール配信されるのはもちろん、
メールマガジン登録者様限定のセミナー情報やサービスのご紹介の配信をさせていただきます。

また登録いただくことで下記特典がございます。ぜひご登録ください
【特典1】freeeで経理を全自動化する動画(ライト版)
事務所のクラウド会計による自動化、効率化ノウハウを詰め込んだ【freeeで経理を全自動化する動画(全36回)】(24,800円~)のうちベーシックな論点を8つのコンテンツに絞り込んだライト版です。

【特典2】クラウド会計活用方法のセミナー動画
株式会社マネーフォワード様との共催セミナーです。クラウド会計を導入すれば誰でもハッピーかといえばそれは否です。
クラウド会計を正しく理解し正しい運用をしなければ効率化しません。
クラウド会計を使い200以上のクライアント様にサービスを提供した廣升健生税理士事務所の運営、効率化の為の提言セミナーです。

【特典3】人工知能時代のサバイバル仕事術体系図マップ
現在ブログで連載中の【人工知能時代のサバイバル仕事術】の思考整理の為の体系図マップです。

【特典4】パン屋が税理士になる方法PDF
元パン職人であるわたくし廣升が一念発起をして始めた税理士試験の合格勉強記です。
ホームページにアップした100以上の記事を再構成しスマートフォン等のPDFリーダー等で読みやくしました。
こちらのコンテンツの内容は、アマゾンの電子書籍にて1250円で販売しているものと同じものです。

メルマガ登録はこちらのフォームからお願いいたします

↑上に戻る